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ユリ
【その他 官能小説】

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ユリ-18

 「私初めてなんですよぉ、こんなこと」
 「そうなのかい? あれ? それは何?」
 「これはローターって言うんだそうです」
 「ローター?」
 「ここがスイッチになっていて、振動するんです」
 「電池は?」
 「中に小さなボタン電池が入っているんです」
 「それは前の彼が買ったの?」
 「違います。並行輸入のカタログ見て買ったんですけど、ローターが付いてるなんて知らなかったんです」
 「ほーう」
 「今まで身に着けたことがなかったんで、こんなに感じるもんだとは知りませんでした」
 「ほうほう」
 「高田さんの為にこの下着苦労して着たんですけど、良く考えたら私自分の為に着たみたいなんです」
 「どういうこと?」
 「高田さんとセックスしたいから、初めからそのつもりでこれ着たんですね。私濡れて来てそれに気が付いたんですよぉ」
 「そうかあ」
 「もう私、下着屋にいるときから、体が震えるほど感じてましたよ」
 「それは知らなかったな」
 「だから今日こそセックスしてくださいね」
 「うーん、弱ったな」
 「弱ることないですよぉ。風俗行って出したと思えばいいじゃないですかぁ」
 「そう言われればそうかなあ」
 「そうですよお、私が折角自分のやりたいことをやろうとしてるんですから協力して下さいよぉ。自分のしたいことをしなさいっていつも高田さん言ってるじゃないですかぁ」

 そんなこと言われなくても光太郎の視線はもうユリちゃんの股間から離れなくなっていた。裏にローターが付いた三角形の皮の部分が外されると、あとはV字形の革紐だけが残っている。その紐に絞り出されるように性器の襞が膨れているのだが、溢れる液体で濡れそぼったそれはエロティックと言う以外ないような眺めだった。乳房も菱形に皮紐が走っていて絞り出されており、もともと大きいユリちゃんの乳房が余計大きくなっている。ユリちゃんがクルッと回転して見せると後ろは皮紐がきつく尻の割れ目に食い込み、それが上に上がって腹に廻っている横の皮紐と腰の辺りで、又乳房を絞り出してる横の皮紐と肩胛骨の辺りで、それぞれ金具により繋がれ、そこで締め付ける構造になっていた。こんなものを一人で苦労して身に着けたんだなとぼんやり見ていたら、ユリちゃんが無造作に近づいて光太郎のズボンを脱がし、いきり立った物をぱっくりと口に咥えた。こうなるともう男は止まらないのである。ユリちゃんが優しく押すのに応じて床に横になり、フェラチオかイラマチオか知らないが、喉の奥深くにまで咥えこまれた。光太郎はあっという間に発射してしまったが、ユリちゃんはいとも嬉しそうに上目で光太郎を見ながら性器を咥え続けて放さない。口を使って男に奉仕することはだいぶ慣れている様子で、行きそうになると根元を強く握って射精を許さず、暫くすると又舐めたり吸ったりしながら光太郎を高めていく。そんなことを1時間以上も続けられて、光太郎はもう何が何だか分からないほど感じさせられていた。ユリちゃんはいつの間にか、皮紐の下着を付けたまま光太郎に跨り、セックスを始めた。光太郎は下からユリちゃんの絞り出された乳房を両手で押さえて揉んだ。それは絞り出されているせいかプリプリと弾力に富んで手のひらに余った。ユリちゃんは言葉にならない叫びを上げて光太郎に押し被さるように倒れ込み、むしゃぶり付きながら達っした。光太郎もユリちゃんの背中と尻の皮紐を強くつかんで抱きしめながら発射した。2人はそのままずっと抱き合っていた。


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