アンジェラ-9
「縛って何するの?」
「まあ、おっぱい吸ったりあそこを舐めたりセックスしたり・・・そんなこと」
「そんなことなら別に縛らなくてもいいじゃない。やらせて上げるよ」
「でも縛ってやると面白いんじゃないかと思うんだ」
「どうして?」
「だって感じても逃げられないだろ。もうやめてって言ってもやめないで続けるんだ。そうすると体がガクガク痙攣して泡吹いて失神しちゃうんだよ。そんなの1度でいいからやってみたいんだ」
「それじゃどんなに感じても絶対もうやめてって言わなければいいんでしょ」
「だから縛ってないと手で払いのけたり逃げたりすることが出来るだろ?」
「いいわ。それじゃ今度縛らせて上げる。その代わり体がガクガク痙攣して泡吹いて失神するまでやってよ」
「おお、いいよ」
「本当に?」
「それはこっちの科白さ」
「貴方がそれだけ感じさせてくれたら只にしてあげてもいいわ」
「よし。今から店に行こう」
「今日は休みなの」
「そうか。残念だなあ」
「それならホテルに入ろうか?」
「いいのか?」
「いいよ。でも私が感じなかったら2万円払うのよ」
「2万円でいいの?」
「うん。私はSだから本当は2万円なの。その内4割は店に取られるから私の取り分は1万2000円なのよ」
「そんなに少ないのか」
「だってセックスしないし、厭な客ならフェラも拒否するし、Mに比べれば楽な仕事だもの」
「そうか。縛らせてくれるんなら4万円払ってもいいよ」
「いいわ、2万円で。食事も奢ってもらったことだし」
「よし。それじゃ腰がガクガクになって歩けなくなる程感じさせてやるか」
「それは楽しみだな」
ホテルに入ると早速アンジェラは裸になってシャワーを浴びた。靖も後から入っていき、アンジェラの体に抱きついたりしながら一緒にシャワーを浴びた。
「貴方は本当に甘えん坊なのね」
「どうして?」
「だって子供がお母さんに甘えてじゃれるような感じだったよ」
「そうか? それじゃ縛るからそこに寝てくれるかな」
ホテル備え付けの寝間着の紐を使って靖はアンジェラを大の字にベッドに縛り付けた。アンジェラは靖を見ていたが余裕のある顔つきだった。紐で縛られてはいるが、ロープとは違っていざとなれば力ずくでほどくことが出来そうなのである。靖はまずアンジェラの乳房にかぶりついた。片手で乳房の裾野を握り、大口開けて中に入れている。余ったもう一方の乳房を片手で掴んでいるが、これも愛撫していると言うより手のひらをいっぱいに拡げて少しでも沢山の肉を手の中に収めようとするかのようである。そうやって30分も過ごした頃、アンジェラが痺れを切らしたように言った。
「いつまでやってるの? 早く腰が抜ける程感じさせて頂戴よ」
「おっ。今までのはほんの小手調べなんだ。これからやるから」
靖はそう言って今度はアンジェラの性器に吸い付いた。性器の両方の唇をこれまた口の中に沢山吸い込んでいる。これはアンジェラも感じたようで腰をうごめかしていたが、その内やはり不満に感じてきた。
「ねえ。そこはおっぱいじゃないんだから、そんなに吸わないでよ。そこじゃなくてクリトリスを舐めたり吸ったりして頂戴よ。やっと感じ始めてきたのに」
「あ? いろいろ注文が多いなあ。少しやりたいようにやらせてくれよ」
「駄目。1回行かせてくれたら好きなようにしていいから」
「クリトリスは小さいから吸っても面白く無いんだよな。まあいいか」
靖は渋々愛撫をクリトリスに移した。小さいクリトリスを何とか吸って口に入れようとするが、小さいから吸うのはなかなか難しい。それでもアンジェラはどうやら感じて来たようで、声を出しながら腰を上げて靖の口に下から押しつけている。靖の顔は自分の唾液とアンジェラの愛液でベタベタになってしまった。しかしアンジェラが感じている様子なので一生懸命続けて舐めまくった。アンジェラが漸く行くと靖はほっとしたように口を放して性器を入れ、背中を丸めて上体をかがめると片手でアンジェラの乳房をぐいと持ち上げて吸い付いた。セックスしたまま乳房を口に咥えたのである。しかしそうした姿勢では腰を動かすのが難しいから、腰は殆ど動かさない。