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アンジェラ
【その他 官能小説】

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アンジェラ-8

 「呆れた。お母さんはいるの?」
 「いや、僕が生まれると直ぐ死んだ」
 「それでおっぱいに憧れるんだわ」
 「うーん。そうかも知れないな」
 「大きいおっぱいが好きなんでしょう?」
 「うん。大きいのでないと駄目なんだ」
 「私のおっぱいは好き?」
 「うん大好き」
 「でも大きいと垂れるのよ」
 「垂れても大きいのがいい」
 「垂れてもいいの?」
 「垂れても口に入れば同じだ」
 「なるほどねえ」
 「何感心してるんだよ」
 「見た目はどうでもいいの?」
 「そんなこと無い」
 「それじゃやっぱり垂れて無い方がいいんじゃない」
 「いや。大きいのに垂れていないというおっぱいは余り好きじゃない」
 「どうして?」
 「不自然だ。やっぱりおっぱいは柔らかくないといけない」
 「それじゃ垂れててもいいということになるじゃない」
 「うん。だから大きくて柔らかいおっぱいをブラジャーで持ち上げれば、こう、こんもり盛り上がって格好いいだろ? それが好きなんだ」
 「変わってるわねえ」
 「僕の知ってる奴で、肩パットの入ってるカチッとしたジャケット着てる女が好きだっていう男がいるよ。その方がよっぽど変わってるんじゃないかな」
 「そんなの別に変わって無いわ」
 「そうかな。そんなの見て色っぽいと感じるなんて僕には気違いだとしか思えないよ」
 「ジャケットは嫌いなの?」
 「いや、別に嫌いじゃないけど、そんな服装には全然関心が持てないってだけ」
 「こういう服装は?」
 「それは好きだな。大好き」
 「貴方多分Mなんだわ」
 「どうして? そんなこと無いよ。痛いことは嫌いだもん」
 「言葉責めが好きなタイプなんだわ、きっと」
 「さあー、そういう経験は無いけど、僕はただおっぱい吸うのが好きなだけだと思うよ」
 「赤ちゃんプレイってやつかしら」
 「そんなこと無いだろ。僕はおっぱい吸ってても自分が赤ちゃんになったつもりでいる訳じゃないんだ。むしろどうだ、感じるだろって思いながら吸ってるから責めてることになるんじゃないのか」
 「アッハッハッハ」
 「何がおかしい?」
 「おかしいよ。あれは唯吸ってるだけでちっとも感じないよ。あんなので女が感じると思ってるの?」
 「感じないか? 大きいと鈍くなるのかな」
 「前の彼女は感じてたの?」
 「いや。前の彼女も背は小さかったけど胸は大きかったから」
 「やっぱり感じなかったんでしょ?」
 「だから大きかったから」
 「大きさに関係無いの」
 「そうかな」
 「ビデオ見たこと無いの?」
 「何のビデオ?」
 「だからポルノ・ビデオ」
 「モザイクの入った奴で良ければ見たことあるよ」
 「胸を愛撫してる場面もあったでしょ?」
 「それはあったと思う」
 「貴方みたいに口いっぱい吸い込んでいるのなんて見たことある?」
 「それは記憶にないなあ」
 「ある訳無いのよ。普通は乳首を舐めたり噛んだりするんだから」
 「乳首もいいけど乳首だけじゃ面白くは無いなあ」
 「だから貴方の吸い方は愛撫じゃないのよ」
 「そうか?」
 「今度は女がどうやったら感じるのか教えて上げようか?」
 「いいよ。それより1回縛らせてくれないか」


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