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山ガール〜いたぶる
【鬼畜 官能小説】

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亜紀ー剥ぐ-1

 銀二はそこにうずくまっているミディアムボブの亜紀の髪を鷲づかみすると、強引に立たせた。先程の縄・・・登山道に張られた通行禁止の縄・・・を亜紀の手首に絡めながら、柿の木の枝に通していく。今まで何人もの女を凌辱してきた縄と木だ。おまけに子供のころから遊んできた木でもある。女をイメージ通りに縛り上げるなど、容易いことだ。
 数分後、亜紀は両手首を背中でくくられ、そこから伸びた縄が木の枝に通された爪先立ちにされていた。
 若葉が生い茂り、白い花が開花したその柿の木で若いOLをいかに慰み者にするか、男たちの妄想は留まるところを知らない。

 亜紀は懸命に哀願していた。
「本当に申し訳ありませんでした。お許しください」
あらゆる謝罪の言葉を並び立てたが、男たちはそれを無視して左右の靴を脱がし始めた。続いて幾何学模様のソックスも剥ぎ取る。ちひろの時の失敗があったので、亜紀は下半身から脱がそうと銀二が提案したのだ。
 竜一は亜紀のハーフパンツに手をかけ、黒い革のベルトを一気に引き抜いた。
「ムチにはちょうどいいな」
そう言うとその幅広の革ベルトを木の幹に叩きつけた。
ビシッ!
鈍い音が響き渡った。亜紀は自分が打たれた訳でもないのに
「キャッ」
と短い悲鳴を上げた。世間知らずのお嬢様はそれだけで震え上がってしまった。
「おっと、そうだちひろ」
竜一はそこで悲しそうな目をして正座しているちひろに言った。
「これから起きることをしっかり見ていろ。今度はお前の番だ。もし少しでも目をそらしたら、どうなるかわかるか?」
(ど、どうなるか?)
「ムチ・・・ですか?」
一瞬考えてちひろは答えた。
「そうだ、ムチだ。よく解ったな。おまえが少しでも目を逸らすと・・・」
竜一は右手に亜紀のベルトを持つと、大きく振りかぶった。
『打たれる!』
ちひろは目をつぶり、身体を固くした。
ビシッ!
鈍い音がして
「ギヤァー!」
鋭い悲鳴が上がった。しかしそれはちひろからではなく、亜紀の口から発したものだった。
「いいかちひろ。オレたちの命令を無視すると、この亜紀のケツが真っ赤に腫れ上がることになる。こんなふうにな!」
そう言うと男は一段と力を込めて、亜紀の尻にムチを振り下ろした。布地越しのため痛みは半減しているはずだが、ムチの恐怖を植え付ける効果は十分にあるはずだ。
「決して逆らったりしません。ですから亜紀を許してあげて下さい」
ちひろは懸命に懇願した。
『ちひろ、有難う。私のことをかばってくれて』
一方のちひろは
『ごめんね亜紀。守ってあげることができなくて』
 そんな二人の願いを無視するかのように、竜一は亜紀のハーフパンツを一気に足元まで引き下ろした。銀二がそれを足首から抜き去り、放り投げた。続いて黒いスパッツに手をかけ、今度はゆっくりと、羞恥に顔を赤らめている亜紀の表情を楽しむかのように、ずり下ろしていった。
 エンジのショーツが現れた。股下の浅いビキニタイプだ。各所にあしらわれたフリルがプルプルと揺れている。
「なんだ、亜紀はおとなしそうな顔をして大胆だな」
「毎日男とやりまくってるんだろ」
男たちは口々にはやし立てた。
「えッ!どうなんだ亜紀!」
二人の尋問に
「そ、そんな・・・」
恥ずかしそうにそう答えるのがやっとだった。





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