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山ガール〜いたぶる
【鬼畜 官能小説】

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ちひろ―剥ぐ-1

 男二人はタバコを吸いながら女たちを見下ろしていた。上半身裸でたわわな乳房に幾条ものムチ跡を付けた女と、流行りの山ガールファッションに身を包んだ女。何ともアンバランスなその光景がまたエロチックだ。
 男たちはそこにしゃがみ込んでいる二人の女を立たせ、手を頭の後ろに組ませて小屋の前まで行進させた。それはまるで連行される捕虜そのものだ。
「もたもたするな!しっかり足を上げろ!」
銀二が枯れ枝を拾い上げると、ヒュウッ!ヒュウッ!とムチ代わりの威嚇を始めた。女たちは恐怖に美貌を歪めながらも、慌てて太腿を上げるのだった。
 小屋の前の一角は下草が刈られ、藁が敷き詰められ、その上にはマットが据えられていた。まさにこの日のためにセッティングされた舞台だ。
「いよいよちひろの御開帳だ」
竜一がゴクリと生唾を飲み込む。
「その前に亜紀!これから起こることをしっかり見ていろ!少しでも目をそらせたら・・・」
ドスッ!という鈍い音がして、足元の切り株にナタが突き刺さった。ツルや下枝を刈る農作業のナタだ。鋼鉄の刃が不気味な光沢を放ち、無骨な姿がよりいっそう女の恐怖心をあおりたてた。
「こうなる訳だ。分かるよな、お嬢ちゃん」
口調は穏やかだが、声は凄みを帯びた低音だ。おとなしい亜紀にはそれだけで血が引く思いだった。消え入りそうな声で
「はい」
と答えるだけが精いっぱいだった。

「銀二、この女好きにしていいぞ。オレが押えといてやろう」
そう言うとちひろの両腕を背中に捩じ上げ、ガッチリと固定した。
「えぇ、いいのか兄ちゃん?この女に恨みがあるんじゃないのか?」
「いいよ。早いとこ脱がしちまえ」
少々頭は悪いが唯一の兄弟だ。
「ウヒョー!やったぁー」
素っ頓狂な声を上げながら、ちひろのへそのあたりをまさぐった。そして八分丈のトレッキングパンツのボタンを外し、ファスナーを下ろす。ベージュのショーツが顔をだした。そのまま一気に抜き取るつもりだったが、シューズが邪魔してそれは不可能だ。
「チェッ!」
軽く舌打ちした銀二はちひろの足元に回り込み、靴紐を解きにかかった。不器用な太い指だ。焦りも手伝ってか、なかなか上手くいかない。
「落ち着け、銀二」
そう言う竜一の声もうわずり、眼は血走っていた。





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