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山ガール〜いたぶる
【鬼畜 官能小説】

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ちひろ―屈服-2

 予想外のちひろの行動に男たちは一瞬たじろぎ、慌ててちひろの口を押えた。兄がちひろの首に巻かれたスカーフを強引にはぎ取り、それを口の中にねじ込んだ。この近くに登山道はない。しかし用心するに越したことはない。警察沙汰になったら面倒だ。
「この女まだ自分の立場が解らないようだな。少しヤキを入れてやるか」
ビシッ!バシッ!
いきなり往復ビンタをあびせた。さるぐつわのせいで悲鳴は漏れなかったが、両頬がみるみる朱に染まっていった。本当はさるぐつわを外して悲鳴も楽しみたかったが、万が一のことを考えてそれは諦めた。捕まることだけは避けなければならない。
 続いてサバイバルナイフを取り出し、鼻先に突き付けた。恐怖に怯えるその表情を満喫しながら、ゆっくりと刃先をTシャツの首元にすべり込ませる。大型の切れ味鋭いナイフは、簡単に数センチの切れ込みを入れることができた。ビリッ!とTシャツが引き裂かれる音とともに、淡いベージュのブラジャーが表れた。それも谷間にナイフを差し込み、ひといきに弾き飛ばした。
 「プルルン」と音がした。いや実際はそんな音がするはずもないが、二人の男にはそう聞こえた。それほど見事な弾力を帯びた乳房だった。お椀型というのだろうか、その頂点にはピンクの乳輪が、さらにその中央にはやや濃いピンクの乳首がツンと突き出ていた。二人の男は歓声とも吐息ともつかない声を上げながら、左右の乳房にむしゃぶりついた。掌でなでまわし、握り潰し、そして乳首を吸った。声を立てられないちひろは、恥ずかしさと悔しさでむせび泣くだけだった。
「兄貴!もう我慢できねえ。この女抱かせてくれ!」
「あわてるな。時間はたっぷりある。素っ裸にひんむいてからでもいいだろう」
ちひろにとっては耳を塞ぎたくなるような恐ろしい言葉だったが、両手を押えられた身ではそれも出来なかった。
「お嬢さんよ。今度大声を出したらこのおっぱいがすっぽりと落ちることになる」
そう言うと三本の指で乳首を強引につまみ出し、刃先を当てた。
「分かったのかッ!」
ちひろは返事をする代わりにコクリと頷いた。
 男は口に押し込まれたスカーフの端をゆっくりと引き出した。そして唾液をたっぷりと吸ったそのミニスカーフを思いっきり乳房に叩きつけた。重さも数倍になったそれは、痛みも数倍になるはずだ。
「ギャアッー」
小さな悲鳴が上がった。
「声を立てるなと行っただろう!」
「ご、ごめんなさい」
涙声で謝罪した。
男は再びスカーフを振り上げた。
ビシッ
「ウゥ・・・」
バシッ
「ウグゥ・・・」
ピシッ
「クウゥ・・・」
ちひろは必死に耐えた。声を上げればまたどんな仕打ちをされるか解らない。何発打たれただろうか、半球のような両乳房はうっすらと桜色に染まっていた。男も肩で息をしている。
「もういいだろう。放してやれ」
弟が手を緩めると、ちひろは両手首をさすりながら胸の前で腕をクロスした。しかしその豊満な乳房は小さなちひろの手からこぼれんばかりだった。









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