不道徳な関係-6
「もう、出そうよ、トイレに行かせて。」
パンツとパンストを脱いでトイレに走って行った。
孝太郎はバスルームで歯を磨いて、身体を洗った。
優美子もバスルームに入って来た。
「優美子さんお腹綺麗にするね。」
四つん這いにしてシャワーを強くアナルに押し付けるとチュルチュルと入っていく。
「もうダメ、もう入らないよ。」
黄色くなったお湯が漏れている。
シャワーを外すとアナルから噴水のように吹き出した。
「ハァハァハァ、恥ずかしいよ、もうダメよ。」エアーマットを熱いシャワーで暖めてから優美子を寝かせて熱いローションをまんべんなく身体全体にまぶして、ローションプレイを始めた。
優美子は初めての体験に感動していた、暖かくてヌルヌルが気持ちいい、全身がピカピカに光ってる。
ぺニスで乳首をマッサージする。、時々ぺニスをワギナに入れたりワレメをなぞったりしている。指を入れられてクリトリスを舐められると、大きな声がとめられない。
アナルにぺニスもヌルンと入ってる。
優美子は叫んでばかりだ、何回も達していた。
ローションをシャワーで流してから湯槽で暖まってる。
「優美子さんベッドに行きましょう。」「ええ……コウタ。」
ふらふらと歩くので孝太郎が両手で支えている。
ベッドではスローセックスに徹した、ゆっくりと盛り上がっていくのを待った。
優美子の長いため息がもれる。
孝太郎の大きなぺニスもスンナリ入って、気持ち良さそうだ。
強く抱き締めている。
「コウタ、好きよ、こんなに好きなのに。」
「奥さまは、旦那様もいらっしゃる、これ以上の付き合いは、お互いのためにも、止めておいたほうが。」
「あの人は、私の事なんかどうでもいいのよ。でも分かってるわ、もうコウタを追わないから、今日はもっと抱いて。」
優美子は身体の中で孝太郎のぺニスが突き上げてくる度に孝太郎を好きになっていく。股間から快感が広がっていく。
恥ずかしい匂いや音も快感につながってしまう。孝太郎は理恵子に教えられた性技を坦々とこなしているだけだが、優美子にはそれが愛情に思えてしまう。
孝太郎は300万円を受け取って、マンションに帰った。
好きでも無い女とのセックスはどうしもプレイの要素が強くなってしまう、いつもの手順を踏むだけだ。またひとつ自分が汚れたような気がする。何日か経って、仕事が終わって店の鍵を閉めて帰ろうとした時に声をかけられた。
「吉見 孝太郎さんですね。少しお話、いいですか。」
孝太郎と同じ位か少し年下の上品な女性だ。
「はぁ、どちら様ですか?」
「羽村 瑠璃です、羽村優美子の娘です。」
「あーそうですか、はい、いいですよ、向かえのカフェでもいいですか?」
内心ドキドキだ、母親との関係の事だろう。
瑠璃を座らせて、セルフの飲み物をトレイに乗せて渡した。
「さすがですね、そのさりげない優しさに女性は、虜になるんでしょうね。」
「喜んでいいんでしょうか、なんとなく皮肉にも聞こえますが。」
真っ直ぐに孝太郎を見ている。
「母の事、知ってますよね。」
「はい、2〜3回お会いしたことありますよ。」
「母と別れて下さい。」
「はあ?付き合って無いですよ、あんなおばさんと、ぼく22才ですよ、そんな事あるわけない。」「数日前もホテルに行きましたよね。」
「あーあれは、ぼくは断ったけどお母さんがどうしてもって言うので、最後の1回という約束で行っただけで付き合って無いですよ。」
「母はこの半年で2000万円近く使ってるのよ。」
「それはスゴイ !使いすぎだね。」
「貴方に、貢いだんでしょう?」
「バカな、ホストクラブは3日しか出勤してないし、はっきり言ってお母さんと寝たのは2回ですよ、それで2000万なんて無理に決まってるでしょう、半年間通ったらそうなるんでしょうね。」
500万円ぐらいは孝太郎に使っている。
「そうですか、でも貴方、お金でその、そういう事を…。」「ええ、そうですよ、対価にみあった仕事しますよ、ですから貢がれるとかは無いですよ、でもね、もう、そういう仕事をしている自分が嫌で 辞めるって言ったのに、お母さんがどうしてもって言うから、最後にお相手しました。いいですか?それ以上でも以下でもないです。」
「そうだったのですね、すみません、たぶん母は離婚させられると思います。あなたにだまされていたなら、何とかなると思ったのですが。」
「お母さん、大丈夫なの?」
「実家に帰ると思います。」
実家も大企業の会長だ、少し安心した。
「母も女だったのですね。」「当たり前だよ、お父様がもう少し優しかったらこんな事にはならなかったと思うよ。」
「本当に そうですよね、今日はすみませんでした、ありがとうございました。」
「瑠璃お嬢様なら何時でもOKですよ、お美しいし。あーよかったら今から食事とかいかがですか?お腹空いてるし。」
「止めて下さい、冗談にしても笑えません。」
「違いますよ、僕も罪悪感はありますよ、だからお母さんに少しでも有利になるように話したいなって。」
「それでしたら、少しなら。」
「はいーじゃぁ予約しまーす。」
孝太郎は理恵子とよく行った割烹を予約した。
タクシーを拾って向かう。
よく見ると、なかなかの美人だ、襟元はきっちりしてセクシーさはない。スカートも長いしペタンコの靴をはいている。
瑠璃も一流企業の重役の娘だ、いつも良いところで食べてるはずだが。「こんな所に、何もないですよ。」
「ハハハ、着いてきて。」
細い路地を入って行くと小さな看板に無味と書いてある。
個室の座敷に通された。
料理はどれも美味しいが、なにを食べているか分からなかった。経験の無い味付けだ。
日本酒を飲んでいる。