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匂いの香り
【熟女/人妻 官能小説】

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不道徳な関係-7

普通こんな若いカップルが入れる店では無さそうだ。
「あなたが お母様の行動は、お父様にも原因が在ることを、言ってもだめですかね。」
「父は、頑固ですから、女が男に貢ぐなんて。」
「お父様には、女性の噂は無いですか?」
「愛人は いると思います。」
「あー自分勝手の極みだね、最低〜。」
「そうですよね、調べてみます。」
「うん、瑠璃ちゃんはお母さん派なの?」
「母の女の部分を見るのは嫌だったけど今の情況は可哀想で。」
「うん、頑張ってね、応援するよ。」帰りは孝太郎の方が近かったのでマンションの前で降りた、瑠璃の家までの料金よりかなり多めのお金を運転手に渡しておいた。
それから二人のメールのやり取りが始まった。
優美子は何とか離婚しないで済んだようだ。父親に愛人がいる事で、決着はついたが、仮面夫婦のまま過ごすのは精神的に辛そうだ。結局 間もなく離婚して実家に帰ったらしい。
瑠璃は大学2年だ、家を出て独り暮らしを始めた、父親とも母親とも距離をとっているらしい。孝太郎とちょくちょく食事をしている、手をつなぐ姿が幸せそうだ。
「孝太郎、今日は何処にいくの?」
「ペルー料理なんかどうかな。」
「それって、美味しいの?怖いよ。」
「ハハハ、俺も初めてだから分からないよ。」
23才と20才だ孝太郎も楽しい、年上のおねえさんやおばさんもいいが 年下の方が自然体で付き合える。
瑠璃とはキスもしていない。なかなかタイミングが難しい、それに瑠璃はまだ処女のようだ。
瑠璃は孝太郎と付き合うようになって変わっていった。
髪も染めて少し明るくなって長かった前髪を真っ直ぐ短くして眉毛を見せている。ファッションもお堅いお嬢様から、少しセクシーなセレブになって、大学の友人も変わっていった。
孝太郎といるところを同級生に見られるのが楽しい。
「瑠璃の彼氏見た?スゴクない?23才でウイングの店長だよ。しかも噂では10億以上の資産が有るらしいよ。」
「カッコいいよね、仕事も出来て カワイイ顔してるのに男らしいって。瑠璃のどこが良いのかなぁ。」
友人たちは好き勝手言ってる。
付き合い出して3ヶ月が過ぎても、二人に進展はない。
「孝太郎は瑠璃の事をどう思ってるの?」我慢できずに瑠璃が聞いた。
「大事に思ってるよ。」
「そしたら……。」
「ごめんね、正直に言うよ……俺はね お金持ちのおばさん達に身体を売っていたんだよ、汚れているんだよ、だから瑠璃のような…無理だよ。」
「知ってるよ、知っていて孝太郎の事 好きになったのに、汚れてなんかいないよ、同級生の男の子なんか風俗に行ったのを自慢しあってるのに、その方がよっぽど汚れてるよ。」
「瑠璃のお母さんとも色々あったし。」
「かえって、お金の関係だからよかった、本気だったら嫌だけど。ビジネスの付き合いだよね。」「瑠璃……。」
「孝太郎の部屋に行きたいな、ダメ?」
「……いいよ、行こうか。」

「綺麗にしてるね。」
スッキリとして高級感のある家具が並ぶ。
「適当に座って!」
静かなボサノバが流れだした。
「すごーい、東京タワーが見えるよ。」
「それで、決めたんだ。」
真っ赤な革張のソファに並んで座った。
「スパークリング、飲む?」
「うん。」
縦長のグラスの中で泡がしずかに上がっている。沈黙が長く続く、見つめあって、瑠璃が瞳を閉じる、長い睫毛に通った鼻筋にポッテリした小さい口が可愛い。
唇を重ねた、押し倒して抱き合った。
「瑠璃……。」
「抱いて。」
「瑠璃、いいのか?」黙ってうなずいた。
ブラウスのボタンを外していく。
「恥ずかしい……シャワー借りていい?」
「ちよっと待ってね。」
お湯張りのスイッチを入れた。
しばらくしてブザーが鳴った。
「いいよ、ゆっくり入って、籠の中にバスキャップがあるからね。」
孝太郎は迷っていた、瑠璃を抱いて責任はとれるのか、しかも優美子の娘だ、そんな事が許されるのか、自分は道徳心など無いと思っていたが以外に真面目だ。
「上がったよ、入って。」
バスタオルを巻いて、出て来た。
孝太郎がバスルームに入って行った。
瑠璃はこのままバスタオルを巻いたままでいいのか、それともショーツを履いた方がいいのか、裸のままベッドに入って孝太郎を待つのか。ショーツを履いたら、せっかく洗ったアソコが汚れるし。
(あーどうしよう、今日本当に処女じゃなくなるのかなぁ、怖いけど、孝太郎に抱かれたい、あーどうしよう。)
うろうろしながらどんどん時間が過ぎていく。
いかにも、今からセックスをする感じがしてどうしたらいいかわからない。
孝太郎がバスルームから出て来た。
腰にバスタオルを巻いている。
「あ、孝太郎、もう……。」
瑠璃のバスタオルがパラッと落ちた。
「キャー!」バスタオルを拾って背中を向けて、しゃがんだまま固まってる がお尻も丸見えだ。
つるんとした綺麗なお尻だ。
「見てないよ、ベッドに入って。」
あわてて瑠璃はベッドの中にもぐりこんだ。
孝太郎はベッドに腰掛けて布団から亀の様に顔だけ出してる瑠璃の頭を撫でている。
「可愛いよ、こわいのか?」
「孝太郎、瑠璃の事 愛してる?」
「ああ愛してるよ、本当だよ、いつも瑠璃の事を思ってるよ。」唇をかさねた、孝太郎も布団の中に入っていく。
閉じてる歯をこじ開けて舌を容れていく。瑠璃も真似をして舌を絡める。
最初は戸惑っていたがだんだん孝太郎のペースに巻き込まれていく。
肌と肌の密着が気持ちいい、瑠璃の足の間に足を入れて挟み込む、キスをしながら胸を揉み上げた、以外に巨乳だ、乳輪は小さい。


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