上達-3
タクミがちづるを
じっと見つめて言う。
「、、、座って。」
「 ぇ? 、、うん。」
ちづるは部屋に入り
タクミの隣に座ろうとした。
すぐにタクミは言う。
「そこじゃなくて。
、 、、、ここ。 」
「 え? 」
タクミは自分の膝の上を
両手でポンポンと叩きながら言う。
ちづるは立ち上がると
タクミに背を向けて
お尻をタクミの膝に乗せる
体勢で座った。
タクミは思わず、吹き出して言う。
「ちょっと!」
「 ぇ? 」
「電車じゃないんだからっ!」
「 ? 、 、 ? 」
「逆だよ! ぎゃくーーー
ふふっ もーー
ほんっとー、、、
天然だよね。 」
「 ? 、 、 ぇ? 」
「 はぁっ、、、 〜っふふ
あのね? 俺は〜
電車の座席じゃないから。
こっち向いてくれません? 」
「 ! ぁっ! 」
そっか
普通に 間違えちゃった
ちづるがタクミの方を向くと、
タクミはクスクス笑っていた。
不機嫌ではない事に
少しホッとする。
ちづるが言う。
「こっち、、向いて?
どう座るの? 横? 」
「脚、開いて〜〜。
俺に股がって。 」
「 ! 、 、、ん 」
ちづるはおずおずと、
ぎこちない動きで脚を開き
タクミに股がって座った。
タクミを怒らせてしまった事と、
今は不機嫌ではない事。
状況が飲み込めず
動揺している事もあり
ちづるの顔は真っ赤だった。
「 ぁ、 、 〜っ 」
「、 、 、、、。 」
短いスカートで
脚を開いて座ると、
布越しにタクミのものが
自分のアソコに当たる。
が、タクミは射精したばかりだ。
今、興奮してはいけない
と、頭の中で考える。
それによりますますちづるは
動揺してくる。
タクミは、
そんなちづるを知ってか知らずか
話し始める。
「ごめんね、、。」
「 ぇっ? 何が? 」
「俺、、、相当、、、
ちづちゃんには甘えてると思う。」
「 ? 、、 ? 」
「みっともないなーー、、って
俺 、 、、 」
「 ぇ? 、 、、どこが?」
「、、どこって、、 全部。」
「 、、そんな事、ないよ。」
「、 、 、 、、、。 」
下ネタ言う奴なんて
どこにでもいる
なのに なんで俺
、 、 、、、
あぁ やっぱ
なんか へこむ
俺 昔から こんな
器の小さい奴だったっけ
「 っ、はーーー、、、」
「? タクミ君?
、 、、大 丈夫? 」
「、、、、大丈夫
じゃない。 」
「 ! 」
「落ち込んでるから。
慰めて?
ぎゅーーって。 して?」
「 ! 、 、、 うん 、」
ちづるは
タクミの肩に置いていた手を
背中の方にまわし
タクミに抱きついた。
するとタクミは
ちづるの腰を持ち、
自分にぐっと引き寄せながら言う。
「 ほら、 もっと、、こっち。」
「 ぁ、 、 〜っ 、、」
「ん、、 ほら。
ぎゅーーって、、、 」
「 ぁ、 、 ぁっ 」
その時。
ちづるのアソコから
くちゅっと大きく音がした。
ちづるはますます真っ赤になる。
タクミがふっと笑って言う。
「『くちゅっ』じゃなくて〜
ぎゅーー だってば。 ふふ 」
「 ぅ、〜っ っ 」
「 、、、興奮、しちゃった? 」
「!! ぁっ ぁ、、 」
2人の距離は近い。
タクミの『興奮しちゃった?』
と言った言葉は低く、
ちづるの耳元で囁いた。
言葉が子宮に響くような、
なんとも言えない感覚に
ちづるは全身に鳥肌が立つ。
鳥肌が治まると再びアソコから
ぐちゅっと音がする。
どうしたらいいのか分からず
タクミを強く抱きしめたまま
固まってしまった。