宴 〜狂艶〜-5
下半身と寝台の汚れを洗い落とし、智佳の寝ていたその寝台に今度は、美咲が乗る。
智佳は美咲の顔の上にまたがり、胤真の愛撫を受けていた。
智佳のアナルには先程抜かれた小さいバイブが挿入され、蠢いている。
今度は綺麗にした上でちゃんと肛門をほぐしてあるので、智佳は痛がらずに咥え込んでいた。
「んん、はっ、ああん……っ！」
胤真の指戯で、智佳は悩ましく腰を揺らす。
溢れた愛液が、その弾みでぽたぽたと美咲の顔に垂れ落ちた。
「あっ、胤真っ！やだ、違っ……！」
胤真は指の腹で、尿道口を擦り始める。
「むぐうっ！？」
潤んで蕩けた憎々しい女の秘裂を眺めさせられている美咲にもその光景は見える訳で、形のいい唇からは狼狽の声が漏れた。
ただし……卵形のギャグを噛まされているので、ちゃんとした言葉にはなっていない。
「んッ……！」
ぶるっ、と智佳が体を震わせる。
「出しちゃえよ」
そう囁き、胤真はいっそう激しく尿道口を擦り始めた。
「ん……あっ、や、駄目っ！漏れっ……！」
ぷしゃあっ
溜め込んでいた小水を、智佳は美咲の顔へ勢い良く放射する。
じょぼぼぼぼっ……
「！！」
口を開くと小水を飲んでしまうので、美咲は口を真一文字に結んだ。
「あ、あ、ああ……」
美咲の顔へ放尿し終えると、智佳は胤真にすがりついた。
「なかなかいい気分だろう？」
胤真はもう一度、尿道口を指で擦る。
ちょろちょろと流れ出たものが、美咲へ追い打ちをかけた。
「美咲、顔が汚くなったな」
胤真は汲んで来ておいた冷水を、美咲の顔へぶちまける。
「よし、綺麗になった」
−情けが、まるっきり感じられない。
「智佳。尻をこっちに向けて」
智佳はうなずき、言う通りにした。
Ｚ形に持ち上げられた足の間に、頭が入り込む形になる。
尻を手で支え、胤真は智佳の蜜壺に肉棒を差し込んだ。
「んうああんっ！！」
胤真が腰を前後に振り始めると、アナルで暴れるバイブが腹筋に押されて直腸を突く。
尻の性感を開発された智佳には、それは例えようのないほどの快楽だった。
「ああっ！お、お尻が、おま〇こが！どっちも気持ち良いっ！！」
自ら腰を振ってさらなる快楽を貧りつつ、智佳が夢中で叫ぶ。
「そうかそうか。そんなにいいか」
腰を振りながら、胤真は満足げに言った。
「ひぃっあっ！おま〇こが、お尻が、すごいぃっ！！」
直腸内で暴れるバイブを逃すまいと、智佳は腹部と肛門へ力を入れる。
それは括約筋に力が入るという事で、熱く潤んだ秘裂が飲み込んだ肉棒を、智佳は激しく締め上げた。
「ああっ、胤真、胤真あっ！イク、イッちゃうよおっ！」
「おいおい、早いぞ」
「イキたっ……お願、イカせてえっ！！」
智佳は腰を振っておねだりするが、胤真はなかなか許してくれない。
深く膣内を抉って、バイブのおかげで狭まった秘裂の感触を楽しんでいる。
「……よし、そろそろだな」
胤真は、余韻を楽しむようにゆっくりと肉棒を引き抜いた。
「あっ……あ〜ん！」
智佳は唇を尖らせたが、文句は言わずに寝台を降りる。
「いい顔してるなあ、美咲？」
胤真は、ニヤリと笑いながらそう言った。
二人の激しい結合を見せ付けられ、美咲の目はとろんとしている。