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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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全裸で処刑される美女-1

「業務連絡、業務連絡。只今城南駅前銅像に全裸で張り付けられた女性がいるとの事。直ちに現場に向かって下さい。」

華英が運転する覆面パトカーに第一報が届いた。
「了解。今から菜月と三島が向かいます。」
マギーがそう返答をした。

「もー!もう少しで夜勤終わるとこだったのにー!!」
華英が天を仰ぐ。麻薬捜査で深夜パトロールしていた2人。ちょうど県警本部に戻る途中の連絡であった。
「しょうがないでしょ?それにもう少しで通勤する人で溢れちゃうわ?大勢の人の目に全裸の女性を晒す訳にはいかないでしょ?」
「そうだけど〜。」
「でしょ?じゃあ急いで。サイレン鳴らすと野次馬来ちゃうから赤消灯だけつけて。」
「ハーイ。」
「いーい、事故らないようにね?周りはちゃんと…」
「分かってるよっ!」
「とか言ってこの間ぶつかりそうになって電柱に突っ込んだじゃないの。」
「あれはマギーが横でゴチャゴチャ言うからでしょー!?」
「はぁっ!?私のせいにするのっ!?信じらんないっ!」
「フンッ!」
いつもこんな感じの2人。華英はまたマギーにブツブツ言われないようにしっかりと周りを確認しながら現場に急いだ。

「もう人だかりが出来てるわ…」
城南駅に到着すると人だかりが全裸女性がいる場所を教えてくれた。人だかりは全員男性だ。20人はいる。駅前派出所の警官が引き離そうとしても多勢に無勢、警官を押しのけて不謹慎にも多くの男性が写メや動画を撮っていた。

「ったく男ってしょーがないわね!」
華英が鼻息を荒くして怒りを露わにする。
「大抵の男なんてそんなもんよ。」
「愛する杉山さんもそうかもね♪」
「!?杉山君はそんな事しないもん!」
「どーだかねぇ〜♪」
「何よっ!!」
「さ、着いたわ?さっさとゲスどもを引き離すわよ。」
「フンッ!」
マギーは杉山をイジられた事に相当ご立腹のようだ。車が停まるとすぐさま車を降り、壊れるかと思う程に乱暴にドアを閉めた。
「もう、からかい甲斐があるんだからん、マギーちゃんわっ♪」
続いて華英が車を降りた。

「はい皆さん下がって下さい!」
そう大声を上げるマギーだが、野次馬達は全く言う事を聞かない。華英も一緒に野次馬を退かそうとするが20人の男を2人の女と警官2人で宥めようとしてもそうは簡単にはいかなかった。まずは女性を好奇の目から守らなくてはと考え、マギーと華英は野次馬らを押しのけて女性に寄ろうとした。しかし我よ我よと写メを撮ろうとするゲス達の勢いは凄かった。まるでバーゲンセールで血気立つ客に混じりもがいているようだ。なかなか女性に近づけなかった。


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