最奥まで貫かれた妻-3
「おい、分かるか? この一番奥のとこ。チンポの先っぽと子宮の入口がクチュクチュしてるだろう? どうだ? 気持ちよくないか?」
「お・・奥・・? うっ!? あううっ!!」
男の先端部を意識した瞬間、下腹部に電流が走り、背筋を駆け上っていった気がした。今までとは違う綾子のうめき声が部屋中に響き渡る。鍛えられた浅黒い武史の肉体が、上に逃げようとする白く熟れた身体を強く抱きしめる。
「あっ!! いやあっ! 助けて!!! あっ、ああっ!! いやぁ〜〜〜〜!!!」
それは三十一歳になった綾子にとって、初めて知った感覚だった。夫のものは、子宮口までかろうじて届く程度であり、これほどまでにグッと子宮口を圧迫されたことはこのレイプ犯が初めてだったのだ。
油断して気を抜いてしまえば、男の先端部が子宮のなかにまで潜り込んでくるのではと思え、綾子の全身に脂汗がにじみ出る。
「へへ・・。俺が本当のセックスの良さってやつを教えてやるよ」
「せ・・、セックスの・・良さ・・?」
「ああ。ただ、心配するな、悪いようにはしねぇ。ゴムだって最後まで着けてやる。それに明日の朝には帰ってやる。だから今はお互い欲求不満を解消しようじゃねぇか。お前自身が俺のチンポをたっぷり味わってみろ。お前がヨガり狂う姿が見てぇんだよ」
「だ・・、だめ・・。それは・・、だって・・」
綾子がそう言いかけた時だった。武史が綾子の身体を上下に揺すり始めたのだ。この日、初めてとなる膣内の往復運動が先ほども一瞬感じたエラの大きさを実感させたが、それ以上に根元まで嵌まった時のズンッという最奥部への衝撃が綾子を狂わせた。
「あ〜〜っ!! あっ! いやあっ!! あぁ〜〜!!! あっ! あっ! あああぁっ!! やっ! だめっ!! ひっ!? ひいっ!! ひいぃ〜〜〜〜!!!!」
時間にしてわずか三分ほどであっただろうか。これまで一度も聞いたことのない妻の叫び声をイヤホンから大音量で聞いていた夫の聡志は、射精してしまっていた。他の男に抱きすくめられたまま顔をのけぞらせ、髪を後ろに振り乱す妻の姿に感動さえ覚えていた。
自分の勃起力が弱くなってからというもの、このような妻の姿をずっと妄想し続けていたのだ。他人に貫かれる妻の姿さえ見ることができれば自分の勃起力は改善されるはずだ、と常に思っていた。そして、それがついに叶ったのだ。
「あの、綾子が・・。こんなに乱れるなんて・・。そんな・・。そいつのチンポはそれほどデカいのか・・、そんなに俺よりいいのか・・、綾子・・」
聡志の心のなかで、感動の次は徐々に怒りが湧いてきた。もちろん、レイプしている武史にではなく、他の男に乱れる妻に対する怒りである。しかし、その怒りは聡志の股間に思わぬ変化をもたらしていた。
「うっ・・、うおっ! まだ・・、まだ勃起できるぞ・・」
先ほどの射精から僅かしか経っていないにもかかわらず、妻の乱れる姿と声が聡志の勃起力を取り戻していたのだ。聡志は再び肉棒を握りしめると、上下に揺れる妻の身体に合わせてしごき立てていった。
一方、二階の寝室ではまだ対面座位でのセックスが続いていた。二度目となる今度は挿入してすでに五分ほど経過している。
相変わらず密着した状態のまま、ズンズンと下から突き上げられている。最奥まで貫かれ、男の腰と密着するたびに、グチュッ!グチュッ!といういやらしい音が綾子の耳に入り、恥ずかしさで泣きそうになる。
「はあっ! はあっ! はあっ!! うっ! うぐぅ〜〜〜〜〜!!!!」
「どうだ? さっきよりは苦しくないだろう? 少し慣れてきたんじゃねぇか? お前の穴がギュッと食いついてきてチンポが喜んでるぜ・・」
「なっ、慣れてなんか・・あうぅ〜〜〜!!!」
「どうだ? 俺のチンポは硬いだろう? 旦那と比べてどうよ? なあ、旦那のチンポはこんなに硬くないんだろう? お前も欲しかったんだろうが! こんな硬いチンポがよ!」
「しゅ、主人のことは言わないで・・」
男がたびたび夫のことを口に出すので、そのたびに綾子の脳裏に夫の顔が浮かんでしまう。
(あ・・、あなた・・。許して、あぁっ!! あなたぁ〜〜〜!!)
綾子が心のなかで夫の顔を思い浮かべ、他の男と繋がってしまっていることを夫に詫びたその時だった。膣内で暴れ回っていた巨根が急に動きを止め、男が「ぐうっ!」と唸るのと同時に激しく脈打ち始めたのだ。
ドクンッ!!! ドクンッ!! ドクンッ!
夫のことを脳裏に浮かべながら他の男の射精を膣内で受けとめる・・。その恐ろしいまでの背徳感はこれまで経験したことのないものだった。しかもその射精は二度目だと言うのに、いっこうに終えること無く、ドクドクと熱いマグマを吐き出し続けている。
「ああっ!! だめよっ! だめぇっ!! うっ!? ううっ!! はあっ!! はあっ!うああっ、うああぁ〜〜〜〜!!!」
夫ではない他の男とのセックス。それは綾子が自慰行為をする際にいつも想像していたことだった。まるで男の射精を促すかのように、無意識のうちに膣ヒダが締めつけと弛緩を繰り返していた。
ビクつき始める綾子の細い身体を、武史がギュッと抱きしめる。今度の挿入していた時間は先ほどよりも少し長く、五分ほどは持続していた。綾子を深い絶頂にまで持って行くことはできなかったが、どうやらこの貞淑な人妻の身体に禁断の味を覚えさせることはできたようだった。