夕夏 スカートを穿いたまま-3
「おや、意外とよく茂っているね。きみの印象からはもっと控えめなものを想像していたんだけど。」
夕夏はギュっと膝を閉じたが、そんなことは無意味だと彼女自身も分かっているだろう。
カールした毛が複雑に絡み合い、その奥にあるものを見せまいとするかのように覆っているが、小さな突起が溝の底から少しだけ顔をのぞかせている。俺はしばし観察し、手を放してスカートを下ろした。
「矢代くん、私のデスクに両手を突きなさい。」
夕夏の目には今にも零れ落ちそうなくらいの涙が溜まっているが、もう抵抗はしない。俺に背中を向け、言われた通りにデスクに手を突いた。
背後から近づき再びスカートを捲り上げると、艶めかしい白い尻が、オトコを誘うように突き出されていた。まだ熟しきっていない青い若さの面影を残すそこは、なんと清楚で、なんと淫猥なのだろう。
「素晴らしい。素晴らしくイヤラシイよ、矢代くん。でも、そこはまだ入り口にしか過ぎない。さあ、その奥に潜む情欲の深淵を見せてもらおうか。」
俺は夕夏の片足に内側から自分の足を引っかけ、横へと乱暴に払った。彼女の足はガクンと逆V字型に開いた。
イスを引き寄せて座ると、目の前には夕夏の若い尻が迫り、その奥にある谷間が垣間見えた。
「み、見ないで下さい、先生…。そんな所を。」
「こんな所だからこそ見るんじゃないか。さあ、もっとよく見せなさい。」
俺は両手で夕夏の尻を鷲掴みにし、左右に開いた。
「や、やてめ下さい、そんなこと…されたら…。」
「谷間がパックリと口を開いて、その両岸に橋を架けるように粘っこい糸がニチャ―っと幾筋か伸びているよ。」
「やめて!そんなことまで見えてしまっているんですか?。」
もはや隠された所などどこにもない。全ては俺の目の前に剥き出しに曝されている。
「おや、きみはまだオトコを知らないんだね。丁度いい。担任の私が教えてあげるよ。」
言うなり舌を谷底に絡ませた。
「う、うぅ…。」
腰がビクンと跳ねた。
「ちゃんと感じるんだね。やっぱりきみもメスだということだ。」
両手で左右に開いた尻の間を覗き込むようにしながら、舌で唇で、容赦なく弄りまわした。
「ああ、あ!あぅ…くうぅ。」
デスクの向こうにある窓ガラスに、恥辱と恍惚の狭間で顔を歪めた夕夏の姿が映っている。その様子は、向かい側にある建物からも丸見えだろう。
「あはぁあ…。やめ…て…。」
最初のうちこそ俺から逃れようともがいていた夕夏だが、徐々に自分から尻を突き出し俺の口に擦り付け、快感を貪りだした。
「ああ、あはぁあ…んふぅうん…。」
いつも冷静な優等生が担任の俺に剥き出しの尻を広げられ、抵抗しないどころか自ら望んで羞恥と快楽の淵で弄ばれているのだ、悦びの声を漏らしながら。それは俺が動きを止めても収まることはなく、腰をくねらせ続けている。
「どうだね、矢代くん。きみはいつも私の教えることに熱心に耳を傾けていたね。」
俺が口を放すとようやく腰を止めて振り返り、恥辱のあまりに掠れてしまった声で返事をした。
「はい、先生…。」
「そして習うだけでなく、自らも研究を重ねていた。私はきみの頑張りをよく知っているよ。」
「ありがとうございます。」
「そんなきみだから、オンナとしての自分自身のカラダも研究もしていたんじゃないのかい?」
「え…?」
「自分のカラダの何処に何をすればどんな風に感じるか、だよ。」
「あ、あの…何のことですか?」
「とぼけるんじゃない。自分で自分を弄りまわして愉しんでるんだろう?」
「そ、そんな事…。」
「してないの?正直に言わない子には教えるのを止めるよ。」
夕夏は一瞬躊躇ったのち、呟くように答えた。
「…して…ます。」
夕夏は頬をほんのり染めている。
「よろしい。では、研究の成果を見せなさい。」
夕夏に動揺の色が走った。
「い、今ここでですか?先生に見られながら?」
「そうだよ。私に見られながら、自分で自分を虐めるんだ。」
少し目が泳いだが、既に火照ってしまっている夕夏の下腹部は自分の指を求めていた。左手がヘソのあたりをさまよい、戸惑い、躊躇っていたが、やがて吸い込まれるように茂みの中に消えていった。