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seX−FILE  File 2 プロボウラー有美
【スポーツ 官能小説】

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ファンデーションのあとは-2

 威張れるほどの男性経験がある訳でもない有美だが、それでも数本のチンポは知っている。
 怒張したそれの先端から、粘ついたガマン汁が垂れているのがわかった。自分のような女で興奮してくれている。そう思っただけで、さらに発情が増してくる。
 もうすぐにでもそれを咥えたくなり、しごくこともままならずに口をチンポに向けた。
 涼平も有美のアクションに気付き、咥えやすいようにカラダの向きを変えた。

 有美は、亀頭の先端に舌を伸ばした。
 生暖かい人肌の感触に混じり、ヌメッとしたガマン汁を舌先で感じた。
 ゆっくりと亀頭の先端部分を舐める。ピクリと涼平が反応したのが嬉しかった。
(ああっ感じてもらえているのね)
 見た目が所謂ヤンキー系の有美。勝ち気で気の強い姉御肌に見られがちだが、自分自身は人に尽くすタイプだと思っている。
 SEXに関しても、できるだけ相手の要望することは受け入れる準備がある。
 そりゃあSMとかアナルとか、ノーマルから逸脱するような行為には抵抗はあるけれども、あれは嫌、これは嫌とは言わない。
 フェラだって積極的にするし、ザーメンだって飲んだこともある。
(でも、飲むのはもう勘弁かしら)
 喉の奥で、粘ついた液体がゴロゴロと絡み、咽返ってしまった苦い経験がある。
(ああぁん、でもこの人のなら飲めるかもしれない)
 涼平のなんとも捉えようのない性格ながら、優しさに溢れた気さくな人柄が気に入っていた。そして何よりもその雰囲気が心地良かった。酒の勢いだけではない。昼間の仕事の時から、何となくそれを感じていた。
 有美の心のどこかで、涼平に対する恋心が芽生えているのかもしれない。
 有美自身もうっすらとその事を感じていた。

 涼平は、チンポを咥える有美の横顔を見ながら、髪を撫でていた。
 抜群に美味いフェラチオではないけれど、ゆっくりと優しく咥えるその舌使いは、行為としてのフェラチオではなく、チンポそのものを愛おしんでいるようにさえ思える。
 
 フェラチオを手順の一つとして、義務的にする女性もいたが、有美は自分で好き好んでしているように涼平は思えた。
 フェラ好きの女で、1時間近くもジュルジュルとしゃぶり続けてもらった経験もある。
 有美のフェラチオも終わりそうにない。
 涼平は、スっとカラダの方向を変え、オマンコに顔を近づけた。
「あぁっ」
 股間に涼平の息遣いを感じた有美は、その瞬間チンポから口を離して声を出してしまった。

 有美の蜜汁は、指で散々弄ったせいもあってか、粘り気が強く白濁していた。
 シャワー後とあって、期待していたマン臭は、残念ながら嗅ぎ取ることは出来なかった。
 それでも、ボディーソープの軽やかな香りの向こうに、やや酸味がかった女性器特有の匂いが嗅ぎ取れた。
 涼平は、それを察知すると、一心不乱にオマンコ全体を舐め始めた。
「あはぁぁんっぅぅ」
 クンニされるのも久しぶりである。
 前彼がクンニ嫌いであったから、それこそ数年単位での久方ぶりである。
「あああぁぁっいいっ」
 有美は、思わず歓喜の声をあげてしまった。

 どのくらいシックスナインの体勢で、互いの性器を貪り合っただろうか。お互いが、それとなく合体の時期だと見計らい、正上位の体勢にカラダを入れ替えた。
 涼平は、あらかじめ枕の下に用意しておいたコンドームを手に取った。
「用意いいんだね」
 最初からSEXすることがわかっていたかのような涼平の手際の良さに、有美は少しトーンダウンした。
「ああ、気を悪くしちゃったらごめんね。俺・・・いつでもどこでもできるように、これを常備してるんだ」
「そうなんだ・・・・・・けっこう遊んでるんだね」
 有美は、涼平の後ろにある見えない女性の影に嫉妬した。
「もうこれは完全に病気だね。SEX依存症ってことはないと思うけど、俺の考え方としては、趣味みたいなもんかな。理解してもらえることはまずないけど」
 涼平の、この質問にはもう慣れっこといった感じのあっけらかんとした返答に、有美は複雑な気持ちだった。
「遊びってわけじゃあないんだよね。まあ信じてもらえないけど。その時その時は、それはそれで真剣だと思ってるし」
 涼平の言葉は、確かに詭弁だった。
「だから彼女も作ろうと思ってないし」
 ちょっと下がっていた有美だったが、彼女がいないとの言葉に少し安堵した。
(ああっ好きになってるのかも)
「じゃあセフレはいるの?」
「セフレかぁ・・・・・・彼女は作らないって言ったけど、全く付き合ったことが無いわけじゃあないんだよね。それなりにいたんだけど、そのうちの一人が色々と感覚が似ていてさ、ああSEXも含めてね。その娘とはセフレっちゃあセフレとも言えるかな」
 元カノとセフレ。有美には理解できない考え方だったが、涼平たちにとっては良好な関係なのだろう。

「ちょっと盛り下っちゃったかな。一回休憩しようか」
 こういった展開に慣れているのか、涼平は実にあっさりと、圧し掛かっていた有美の上から離れようとした。
 このやりとりで、多少の気持ちの揺らぎがあった有美だが、久しぶりのSEXに火が着いているカラダの火照りを止めることは出来ない。
「待って。大丈夫だから・・・・・・このまま・・・ね」
 そう言って、離れようとする涼平の手を掴み、身体を引き寄せた。
「有美ちゃん・・・・・・」
 涼平は、されるがままに再度有美に圧し掛かり、両足の間に腰を割り込ませた。
「あああっ」
 いよいよ挿入を迎える有美のテンションは一気に上がった。
 自ら涼平の唇を奪い、舌で舌を追い回した。
 涼平も、このタイミングを逃すまいと、指で有美の割れ目を確認した。
 有美のオマンコは変わらず密汁で溢れていて、いつでも受け入れられる状態であった。
 涼平は、手早くコンドームを装着し、先端をあてがった。


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