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seX−FILE  File 2 プロボウラー有美
【スポーツ 官能小説】

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ファンデーションのあとは-3

「あああああっ、くぅぅぅ、は、入ったぁぁん」
 これまでで一番甲高い歓喜の声をあげる有美。
 涼平は、有美をしっかりと抱きしめ、少しずつゆっくり奥へとチンポを挿入する。
「あはぁぁぁっふぅ」
 久しぶりのチンポの感触を味わう暇なく、快楽にどっぷり浸かる有美。
「あああっ」
 一際大きな声が、有美の口から洩れた。
 チンポが最深部まで到達したのだ。
 涼平は、奥まで挿入したことがわかると、そこから今度はゆっくりと引き抜く。
 結合部分を凝視しながらピストン行為をする涼平。
 有美の恥毛は、全体的に長めだが、大陰唇周りは短い毛がまばらに生えている程度なため、結合部分をバッチリと見ることが出来た。
 色素新着の少ない、ピンク色のカワイらしいヒダヒダがめくり上がるように涼平のチンポに絡みついている。
 白く濁った密汁が、べったりと涼平の恥毛にまでこびりついている様子も、しっかりと確認できた。
「ああっ、んんっんだぁめよぉ・・・ああああっふぅうん見ないでぇ」
 涼平の凝視に気付いた有美が、掌で涼平を目隠しする。
 その状態を振りほどくように、涼平はピストンのギアを一気に上げた。
 パンパンパンと、腰肉がぶつかり合う音が響き、クチョクチョという結合音も耳に入って来る。当然有美も同じ音を聞いており、自らの羞恥心が更に増していく。
「あぁんっいやぁあんぅ」
 口では嫌と言いながらも、涼平に抱き着く有美の手は、より一層力が入り、腰も押し付けるように自然に動いている。

「ああああっ、そこぉーーー」
 涼平は、有美の快楽ポイントを探るように、挿入時の深さ、角度、強弱などを微妙に変えながら腰を振っていた。
 そして、そのポイントを突き止めた。
「あはぁんあああっ、そこ、そこぉーー」
 その一点を、集中して突き続ける。
 涼平の背中に回した有美の手の力が、更に強くなりきつく抱き締める。
 両足は、涼平の腰回りをがっちりとホールドし、チンポの侵入を更に奥へ奥へと引き込ませようとしているかのようだった。
「はぁぁぁんっ」
 涼平は、スピーディーなピストンから、一際深く突くディープなグラインドに変えた。
 有美は奥が感じるようで、深く突けば突くほど歓喜の声をあげる。
「あふぅんすごい、すごいの。奥ぅにぃぃ・・・あぁあぁぁっ」
 一突きごとに涎を垂らさんとばかりにだらしなく口を開け、自らの快楽を涼平に伝える。
「どこが一番気持ちいいの?」
 涼平は、ここぞとばかりのタイミングで、有美に淫語を発させる誘い水を投げ掛けた。
「あんっいやぁん、言えないっ」
 やはり抵抗があるのか、中々その四文字まで辿り着かない。
 それでも一突き、一突きと深い快楽へと導くようにチンポで責め立てる。
 クチョクチョと小気味良い結合音が、ブシュブシュという音に変わった。おならの音に近い下品な音への変化は、有美のスケベ心にも響いていた。
「あああっ、いいっ、オマ・・・、ああぁぁん、ン・・ぁぁぁいやぁああん」
 もう少し、もう少し。
 涼平は、畳み込むようなことはせず、有美自らその言葉が発せられるのを待つ。
 まず間違いなくそれは達成されるだろう。有美のいやらしい生態がいよいよ暴露されるはずだ。
 これから先、もし関係が続くようであれば、自ら淫語の世界に飛び込んでくれた方が、興奮するに決まっている。
 淫語自体が興奮のツボである涼平だが、「自ら言う」のと「言わされている」では雲泥の差がある。
 勿論、この場でも有美が進んで発してくれるほど興奮することは無い。
 そう、それはもう目の前にある。涼平は確信に近いモノを感じていた。

「ああぁぁっ、いいっ、気持ちいいっ、オマンコ気持ちいいーー」

 この瞬間、涼平は痺れるような興奮を覚えた。
 待望の一瞬。有美の口から、淫らな四文字が発せられたのだ。しかも、涼平の強要に対して、半ば無理強いして発せられたものではなく、有美自らの意志で口走ったことに価値がある。

 有美も、自分の中で抑制された性欲が、解放された気分だった。
 自分の性癖に、『いやらしい言葉で興奮する』ことが分かった。もしかすると、以前から気付いていたのかもしれないが、前彼がそのことに嫌悪感を示していたことから、自分の中に押し込めていたのだろう。
 涼平の前で素直に口に出せたことで、スッキリ感に満たされていた。
 それもこれも、自然体でカラダを預けることの出来る涼平がいてこそだ。
 本当に久し振り、いや、もしかして初めてのSEXによる快楽。絶頂はもうそこまで迫っている。

「有美。いいよ。すごく気持ちいいよ。有美のオマンコ」
「ああっん、いいの。涼平のおチンチンがいいのぉ。もっとオマンコいっぱい突いてぇ」
 再び涼平のピストンスピードが上がる。
「ふん、あふん、ああっっん、すごーーいっぃぃぃ」
 有美の腰を抱え込み、ハードにピストンに励む。
「あああぁダメ、ダメぇぇっっ、イクよ、イッちゃうよぉぉーー」
「有美、有美ぃーー」
「ああああっ、イクぅぅぅぅーー」

 時計を見ると、午前2時を過ぎていた。
 充実したSEXに、有美はぼぉっとしたまま涼平の胸に顔を埋めている。
「あーあ、明日でお別れなんだね」
 有美自身、Z薬局の仕事は、明後日(日が変わったので明日)までだが、涼平とのコンビは今日までとなっている。
「そうだね。残念だけど」
「ほんと残念。明日終わったら、次の仕事キャンセルして、こっち来ちゃおうかな」
「え!?」
「嘘よ。特定の彼女作らないんでしょ」
「・・・・・・」
「わかってるって。しつこくすると二度と会ってくれないでしょ」
「ぅーーん」
「はいはい。でも都合のイイ女になるっていうのはわたしの勝手でしょ」
「どういうこと?」
「そういうこと」

 この後、二人はどういう関係になるのだろうか。


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