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seX−FILE  File 2 プロボウラー有美
【スポーツ 官能小説】

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ファンデーションのあとは-1

 涼平は、最後の一押しと、有美の腰回りからお尻にかけて、ゆっくりとゆっくりと揉むように触った。
 もう下地は出来ている。最後の箍を外すだけの状態で、この一押しは、十分すぎるほど効果的だった。
「あぁぁっ、も・・ぉだぁ・・・ぁぁめっ」
 有美はカラダをくねらせ、感じている姿をオープンにした。いよいよツンデレの皮が剥がれ、スケベな本性が暴かれていく。
 キスも自ら舌を突き出し、涼平の舌全体を舐め、こねるように絡めてくる。
 涼平は、内腿をさすりながら執拗に乳首を責める。
 喘ぎ声もどんどん大きくなり、涼平の指先が太腿の一番上に触れた時、ついに有美の口からおねだりの言葉が発せられた。
「ああっ、触って、早くアソコを触ってぇ」
(きたぁぁーーーー)
 でも、さすがに出会ったその日のSEXで、オマンコの四文字は無いか。少し期待していたから残念ではあったが、こちらの性癖を押し付けるわけにもいかず、SEX出来ることをラッキーと思わねば。
 でも結局は、もっともっといやらしい言葉を吐かせたいがために、オマンコへの攻撃はせずに、乳首を舐め続けた。
「はぁぁん、早くぅ早くぅねぇぇん触ってぇ」
 なんとかその言葉を言わせてみようと粘ってはみたものの、ズバリの四文字を発する気配はない。
 彼女のSEXスタイルがどんなものなのかがわからなければ、四文字を発せられるのを待っていること自体無駄なのかもしれない。
 淫らな言葉を発することに絶対嫌悪を持っていれば、いつまで待っても有美の口から『オマンコ』などの卑猥な単語を聞くことは出来ない。
 発情モードに入りつつある有美のことを考えれば、未確定の部分を期待しすぎるのは得策ではない。
 涼平は、ここから先、盛り上がってきた状態で、有美の口から卑猥な四文字が発せられることを神に祈りつつ、有美の蒸れ滴る蜜壺に中指を近付けた。

(あああっ、来てぇ早くぅ)
 乳首を中心に、オッパイは散々舐り回された。久しぶりに男に抱かれることもあって、有美自身いつも以上に興奮している自分がいることにも気付いている。
 カラダが感じる快楽と、頭の中を駆け巡る興奮がイイ感じで渾然一体となり、絶頂に向かいつつある。
 有美としてはこの流れで、次のより高い快楽、即ち自分のカラダで一番敏感な部分であるオマンコへの愛撫を待ち焦がれている。
 しかし、肝心の涼平がなかなかその部分に触れようとしないのだ。
 焦らされている!?
 そう思いながら、今か今かとその瞬間を待っている。
 自分の口から、オマンコという単語を発して、愛撫を乞うことは恥ずかしくて出来ない。
 元彼が、女性が下品な淫語を発することに嫌悪感を抱いていた男ということもあって、そのような言葉を口にする事にも慣れていない。

『ああぁ、あそこも触ってぇ』
 元彼との情事の一場面。執拗な全身愛撫に我慢が出来なくなった有美は、元彼にオマンコへの愛撫を乞うた。
『は?なんてこと言うの。女は恥じらいがあるからこそ可愛いんだよ。それじゃあ、単なるスケベ女じゃないか』
 それまでの表情から一変し、元彼は愛撫する手を止め、その日のSEXはそこで中断した。
『俺、女がそういうこと言うと萎えるんだよね』
 そして、これを機に二人の関係がギクシャクし、結果的に別れることにもなってしまった。
 そんなこともあって、『はしたない女は男に嫌われる』。と、変なトラウマを持ってしまった過去がある。

 そんなトラウマが有美にあるとは露知らず、淫語嫌いの元彼とは真逆に位置する涼平は、今か今かと有美が淫らな言葉を発することを期待していた。
 だからといって有美だって、涼平ほど淫語に興奮するわけでもない。
 ただ、その場の流れで、多少はスケベな言葉が飛び交うのもSEXのうち。微かなスパイスとしてもそれはアリだと思っている。
 だから、欲しい時は欲しいと言葉に出すのは自然なことだとも思っていた。
 しかし、それが嫌な男もいる。もしかすると、涼平もそうなのではないかと、有美は興奮下の快楽モードに入っていても、頭の隅で引っ掛かっていた。
 有美の危惧とは正反対に、涼平はそれこそを期待し、待ち続けている。
 世の中上手くいかないものである。需要と供給のバランスとでも言っていいものか。

「ああぁっ、ああん。早く、ねぇぇん」
 身をよじり身悶える有美。
 リミットだ。これ以上焦らしても、欲する展開には持ち込めないと判断した涼平は、ついに有美が求めるその場所へと手を伸ばした。
 柔らかな恥毛を潜り抜け、熱くなった秘部に触れた。
「はぁぁぁんふぅうっ」
 指先で膣口付近に溜まったドロドロの蜜汁を掬い取るように、指を弾く。潤滑油のごとく、滑らかに花弁への愛撫をサポートする蜜汁が、クチュクチュと卑猥な音を立てた。
「いやぁぁん」
 有美の耳にもその音が届いたのか、恥ずかしさから両手で顔を覆った。
 涼平は、そんな仕草にもお構いなく、オマンコへの愛撫を続ける。花弁を中指で左右にスライドさせたかと思えば、密汁をたっぷりと指にまぶし、クリトリスを丁寧に擦る。
「ひゃぁーん、ぁぁっぅぅ、くふぅん」
 さらに全身をのけ反らせ、快楽に身を委ねる有美。
 その部分は、ニチャニチャと淫らな音が止まない。
 
 有美は快楽に浸りながらも、無意識の内に涼平のチンポを探していた。
 太腿の辺りには、先ほどからギンギンになった涼平のそれがピタリと張り付いていたから、チンポを握りしめるには、さほどの手間も掛からずに叶えることが出来た。
 硬くいきり立っているのが、触っただけでもわかるぐらいはち切れそうに膨張している。
「はぁん」
 男のモノに触れたのは、およそ2年ぶりくらいか。
 前彼と別れて以来、彼氏も出来ず、遊びだけの関係の男もいなかった有美にとって、久々のチンポ。
 艶めいた吐息が、有美の興奮を物語っている。
 


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