勘違い女にお仕置きを!-8
もちろんそんなモノは見たくもなかった。しかし、従うしかなかった里美は、恐る恐る江梨子の股間に目を向けた。
初めて見る同性の性器。その複雑で卑猥な肉の造形を前に、里美の胸は一瞬ドキリとした。はっとした里美は頭を振ってそれを振り払った。そしてそれが嫌悪感からくることだと、自分自身で確認した。
「上も脱がせろ」
里美は従った。少しでも江梨子が抵抗の素振りを見せれば、躊躇なく頬を叩いた。
「ううっ…赦してくださいぃ…」
懇願する江梨子のブラウスを脱がせて、ブラジャーを剥ぎ取った。慌てて乳首を隠した江梨子の手を押さえつけた。
「いい身体してるじゃねえか。こんな上玉いただけるんだから、お前達に絡まれたことを感謝しねえとな」
全裸を晒した江梨子は、泣きながら足を開き、さらに命じられるまま、自身の手で股間を開かされていた。その淫らな姿は動画で撮影され、里美にも命じて里美の携帯端末で写真も撮らせた。
「後でデータを移すからな。ピンぼけだったら赦さねえぞ」
里美を脅す一方で、江梨子への注文もエスカレートしていった。
「ほら、自意識過剰のお前のことだ。綺麗に撮って貰いたいんだろ。ちゃんとマンコを撮って欲しいとお願いしねえか」
江梨子の乳首を摘まみながら勝也が促した。
「ううっ…、あ、あたしの、オマンコ、綺麗に撮って…ください…ううっ…」
江梨子は泣きながら命じられたことを口にした。
「ははは。さすがに自意識がタケーだけあるな。綺麗に撮ってやれよ」
里美はピンボケにならないことだけに気を配り、それ以外は深く考えないようにして、シャッターを押し続けた。
「そろそろ犯すか」
江梨子の女体がビクッと震え、里美は生唾を飲み込んだ。
「おっとその前に、お前もスカートを脱げ」
勝也の言葉に、里美は目を見開いて驚いた。
「ゆ、赦してください…」
「何もお前を犯そうと思ってねえよ。こいつを犯してる間に逃げられねえようにするためだ。嫌なら無理矢理脱がすぞ」
逆らえるわけもなく、里美はスカートを脱いだ。
これまでも、下着は散々見られていたこともあり、目の前の全裸の江梨子よりましと、里美は割り切ろうと自分を誤魔化した。
「たまんねえケツだな」
その言葉に里美ははっとして尻を手で隠した。
「冗談だよ、冗談」
里美はホッとした。
「その代わり」
ホッとした一瞬後に、またその言葉が出てきた。その言葉が出る度に状況がどんどん悪くなっていくのだが、犯されることを回避するために、里美は受け入れるしかなかった。
「な、なんですか?」
「このままじゃ、できねえ。こいつのマンコ濡らしてくれ」
「えっ?」
里美には勝也の言っている意味が理解できなかった。女の自分が江梨子を濡らすことなどできるはずはなかった。
「早くしねえか」
「ううっ…わ、わかりません」
里美は泣きながら正直に答えた。