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痴漢の巣窟書店 −女教師とその生徒―
【痴漢/痴女 官能小説】

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第1話 女教師、発情-6

 さっき小刻みに震えた視線は、今度は、何も無い一点に据えられたまま、凝固してしまった。口元はピクピクと痙攣したような状態。弥生の内側で繰り広げられる、壮絶な葛藤が、そこには見て取れた。
 30秒も続いただろうか、突如、ふっと、弥生から力が抜けた感じがした。何かを諦めた。何かに、観念した。何かが吹っ切れた。そんな状態だろう。
「はい。」
 弥生はか細く、そう言った。
「ヤられに来たんだな。」
 再び問う辰己。
「はい。」
 再び答える弥生。
「俺にここで、犯されたいんだな。」
「・・ああ・・ああ、・・はい。」
 羞恥に顔を真っ赤に染め、声を震わせ、それでも弥生はそう返答した。
 弥生は、陥落したのだった。涌井の目論見通りに、ちょっとした媚薬の罠だけで、いともた易く、性の快楽に屈服させられたのだった。
 ゆっくりと弥生の唇に、辰己は己が唇を寄せた。最後の1cmを詰めたのは、弥生の方からだった。ちゅうちゅうと、弥生は辰己に吸い付いた。もはや、一切の制御を取り払ったかのように、弥生は貪欲に、積極的に、快感を貪り、溺れようとしているようだ。
 唇を吸われながら、再びペニスを露出した辰己は、弥生の手を取ってそれを握らせた。
 舌を自ら突き出してディープキスを愉しみながら、弥生は、リズミカルな上下動で、辰己に手コキを見舞って行く。レロレロと、舌に舌を絡めながら、時折ジュポジュポと辰己の舌を吸引しながら、慣れた手つきの手コキは続けられて行く。
 爽やかで穏やかで、女生徒に信望厚い女教師は、一方で彼氏とは、相当に激しく濃厚なセックスライフを送っていたのだろう。様々なプレーを楽しみ、快楽を恣《ほしいまま》にして来たのだろう。その手コキは、その事を如実に語っている。熟練の手コキだ。
 そして恐らく、そんな彼氏と疎遠になり、性交渉もご無沙汰になり、開発され切った彼女のカラダは、快感に飢え、快感を渇望し、欲求不満の極致にあったのだろう。
 涌井ほどには、ひと目でそれを見抜けない辰己だが、弥生の手コキを味わう事で、涌井が看破したそれらに、事ここに至って気付いたのだった。
 性の快感を知り尽くした女が、これほどまでに理性のベールを取り払われたのだから、もう後は、やりたい放題だ。存分に、好きなプレーを堪能すればいいだけだ。
「フェラを頼む。」
「はい。」
 ひと言告げるだけで辰己は、経験を積んだ女の全身全霊のフェラチオを、心行くまで愉しむ事が出来たのだった。


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