H術中に-2
夫の立候補をまじかに控え田中家の家計はかなりひっ迫し出した様だ。
翌日田中さんと恵美ちゃんが転がり込むように子供部屋に飛び込んだ。
恵美ちゃんがボールプールのボールを高く放り投げ喜声を上げている。
ママは嬉しそうにプールサイドにたたずんでいる。
今日はその後ろ姿がすごくセクシーに見える。
この魅力的な肉体をいつでも自由に出来るのだ。
あの現金窃盗のビデオがある限り俺の要求を断れないだろう。
「恵子さん。恵美ちゃん、喜んでくれたみたいですね。」
「ええ。とっても楽しそう。雨宮さんどうもありがとう。」
「いや。僕も貴女の嬉しそうな顔が見れて喜んでいます。
僕は隣の公園にいます。恵美ちゃんが飽きるまでここで遊んでください。」
今まで綺麗な人だなと思っていた笑顔が可愛いく愛おしく思えた。
しばらくして旧友のママ友3人が大テーブルに集まった。
ヤングママたち3人はボールプールで子供を遊ばせている。
僕の罠の落ちて肉体関係を結んだ二人と昨日罠に落ちた女の3人だ。
「どう?田中さん。もう松浦さん達3人仲間に迎えてやってもいいんじゃない?」
他の二人も僕の意見に同調する様にうんうんとうなづいている。
「分かったわ。波風立てないように大人の付き合いはさせて頂くわ。
私、若い時は生理的に合わない人とは口をきいた事がないの。
でも最近になって我慢してお付き合いが出来るようになったのよ。
以前なら雨宮さんとお付き合いすることはなかったと思うの。」
「お嬢様育ちで名門校を卒業。イギリス留学を経てエリート男性と結婚。
あなたの人生に僕なんかが入り込む余地は毛頭ないけど慎一のお陰だね。
真由美さんやひかりさんには親しみを感じるけど恵子さんにはそれはないものね。」
「そうよね。私もあなたに親しみを感じられたらちょっと引くと思うわ。」
(ほざいていろ。絶妙のタイミングで犯してやる。許してくれと懇願するまで責めてやる。)