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【SM 官能小説】

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鏡【裏側】〜初恋〜-4

「よ…洋子さん…」
「彰吾君の…甘くておいしいわ…」
そう言って微笑む洋子さんは、妖艶で淫媚な“大人のオンナ”で、俺は何故かゾクゾクと体の内側から震えがこみ上げるのを止めることが出来ずにいた。
洋子さんは俺をそっと抱きしめると悲しそうな顔で
「こんなに震えて…ごめんなさいね」
と言った。
「ち、違う…謝らないで…俺、俺…」
泣きそうな俺を洋子さんは胸にかき抱く。頬に洋子さんの柔らかく豊かな乳房を感じ、俺は夢中で胸の谷間に顔を埋める。洋子さんは何も言わず俺の髪を撫でる。
「洋子さん…ぁぁ…洋子さん…」
深く息を吸い込むと鼻孔を擽る洋子さんの甘い香り。
顔を上げた俺の目の前に形のよい二つの乳房と頂点に息づくピンク色の突起。
たまらず突起に唇をあてるとチュウチュウと音をたてて吸い付いた。
それは、まるで赤ん坊が母親の乳房に吸い付くようでとても愛撫と呼べるようなものでは無かった。しかし無我夢中な俺は、洋子さんの制止の声が聞こえてもまだ吸い付いていた。
「…君…彰吾君…待って、彰吾君」
洋子さんの手が俺の頭を軽く押さえた。(ハッ)として我に返る。
「女の胸はそんな風に乱暴に扱っちゃいけないわ」
洋子さんはフフフと笑うと、
「いい?これから女の体の扱い方を教えてあげるわ。私の言うことをちゃんと聞くのよ。」
そう言った。
コクン…黙ったまま肯く俺。
「ここに手をあてて。」
言われるがままに洋子さんの胸に手をあてる俺。トクントクン…洋子さんの鼓動が伝わる。
「最初は優しくよ。いい?優しく撫でてごらんなさい。」
腫れ物に触れるようにオズオズと手を動かした。
「そうそう、優しく撫でて…下から上に…」
「いいわ…上手いわ…」
「そうしたら今度は揉んでごらんなさい。優しくね…優しくよ。」
(ぁぁ…なんて柔らかいんだ…)
マシュマロのような手触りに俺は酔いしれてゆく。
俺の手の中で形を変え指の間から柔肉が盛り上がる。
「…んふぅ…ぁぁ…上手いわ…上手いわ彰吾君…」
洋子さんの頬が熱を持つ。
それにつれ頂点にある突起は固さを増し、ツンと上を向いていった。
(触ってもいいのかな?)
俺は少し逡巡したが、人差し指の先でそっと触れてみた。
ピクンッ…洋子さんの体が弾いた。
「ぁぁ…」
「固くなってる…」
「そ…そうよ…感じてくると乳首はそうなってくるの…」
「触ってみて」
(感じてるんだ…洋子さん)
乳首が固くなったのが俺の愛撫のせいだと思うと、俺は無性に嬉しくて言われたままに愛撫を続けた。
指の先を乳首の上に乗せると、クルクルと円を描く。
「ぁふっ…ぁぁぃぃ…」
ボタンを押すようにそっと押してみる、乳房の中に沈んだ乳首がプルンと跳ね返る様がなんとも可愛くて、何度も繰り返し楽しんだ。
「ぅんっ…んっ」
洋子さんの喘ぎ声が心地いい、もっと聞きたい…もっと声をあげさせたい…
親指と人差し指でそっと乳首を摘むとコリコリと揉みしだく。
「ぁぁ…いい!」
洋子さんの口から悲鳴にも似た声があがる。
「こう?こうすると気持ちいい?」
洋子さんを喜ばせたい一心の俺に恥もなにも無い。夢中で指を動かすと、そう聞いた。
「ええ、そうよ…そうよ…彰吾君、今度は舌を使ってみて…」
切なげに洋子さんが囁く。
ドキドキドキドキ…顔を近づけると、チュル…舌の先で乳首をそっと舐める。
「んぁぁ…」
洋子さんは仰け反り喉から鎖骨にかけての綺麗なラインが薄明かりに浮かんだ。
「ああ、洋子さん…洋子さん…」
俺は乳首をくわえると舌の先を使ってチロチロと弄ぶ。舌を絡めるように巻き付けると強く吸った。
「ぁぁ…んぁっ、素敵よ…素敵よ…そう、そうなの…」
譫言のようにそう言う洋子さんを、たまらなく好きだと思った。
乳首への愛撫を続けていると、
「は、ぁ…そのまま唇を下に降ろすの…」
そう言われ、俺は素直に従った。胸からおなかに舌をつけたまま顔を降ろしてゆく。洋子さんの体は本当に綺麗で、クラスの女子たちの、ある意味健康的なはちきれそうな体とは対照的なものだった。洋子さんの体全てを味わってみたい…そんな衝動に駆られ、憑かれたようにあちこちを舐めまわす。胸もおなかもわき腹も俺の唾液でベタベタになっていった。
「んふ…くすぐったいわ彰吾君」
洋子さんは軽く笑いながらそう言ったが、俺は夢中で舌を這わせていた。


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