さっきまで童貞の高校生、爆乳奴隷第一号を所有-1
終わった。いろいろなものが。
中で2回精を放ち、いくぶん頭がクリアーになってきた僕は、ぐったりとして動かない実梨亜さんのおまんこから、ゆっくりとおちんちんを引く。さすがに失神している今は締め付けてくることはなく、ズルリと抜くことができた。
たった今まで僕のおちんちんが入っていた、実梨亜さんのおまんこを見る。中から出たドロドロの粘液と、膣内に入り切らなかった僕の精液が混じり合って溢れ出ていた。それらにほとんど洗い流されていたが、純潔の象徴である破瓜の血も、わずかに付着していた。
(やってしまった……)
今更ながら、自己嫌悪に陥る。慰謝料を請求されて家族に迷惑がかかる事態を避けたいという言い訳はあるにしても、保身のために1人の女性の貞操を踏みにじってしまったことに変わりはない。
(でも、今更後悔しても始まらないよね……)
こうなった以上は、少しでも実梨亜さんのことを気遣わないといけない。とりあえずは、脱衣所に運んで行かなくてはいけないだろう。屋内浴室は露天風呂と比べてずっと暖かいとは言え、いつまでもここにいては体に毒だ。
脱衣所に運び出す前に実梨亜さんの体を拭こうと、浴室内の棚に置いた自分のタオルを取りに行こうとしたときだった。ふと、実梨亜さんが体を動かす気配がした。
「?」
振り返った瞬間、実梨亜さんは猛然と立ち上がり、フリースタイルレスリングのように僕の足元に突っ込んできた。咄嗟のことで反応が遅れ、あっけなく僕は仰向けに押し倒される。そして寝技を争う暇もなく、一瞬でフォールされた。
「ぐあっ!」
実梨亜さんは僕に馬乗りになり、ぐいっと上体を倒して顔と顔を至近距離に寄せてきた。彼女の両手は、僕の頭と脇をがっちりとホールドしている。2つの小山のようなおっぱいは、僕の胸板で鏡餅のように潰れている。
息苦しさを感じた僕は、両手で実梨亜さんの肩を持って突き放そうとした。だがびくともしない。体をよじって逃げようとしたが、2つのおっぱいがいい感じに僕の体幹を捉えていて、逃げることができなかった。
そして実梨亜さんは、僕を抑え込んだまま、悲痛な表情で言った。
「お、お願いです……今のこと、秘密にしてください……」
「え……?」
「レイプされるような隙を見せる、ふしだらで間抜けな馬鹿女だと世間に知られたら、もう私は生きていけません。今のことは、どうか内密に……」
「え? え?」
僕は実梨亜さんの言うことが理解できず、ひたすら頭に疑問符を浮かべるだけだった。そもそも言いふらしてほしくないのはこちらの方で、その為にわざわざレイプまでしたのに。
「どんなことでも貴男の言う通りにします。それに貴男から何をされても甘んじて受け入れますから、今夜のことを他の人に言うのだけは許してください……」
今にも泣きそうな顔で言う実梨亜さん。あっ、そうかと僕は思った。
恐らく実梨亜さんはレイプされたショックで、何か勘違いをしてしまっているのだろう。僕は彼女を安心させるべく、頷きながら言った。
「だ、大丈夫です。誰にも言いませんから、心配しないでください」
その瞬間、実梨亜さんの両腕が、女性とは思えない膂力で僕の上半身を締め上げてきた。その圧力に、僕は思わず悲鳴を漏らす。
「ぐおお!」
「何でもおっしゃってください。どんなことでも言う通りにしますから……」
「な、なんで……」
呼吸が苦しくなる中で、僕は慌てて実梨亜さんの乳首を触ってさっきのように命令しようとした。だが、彼女のおっぱいが完全に2人の体の間で潰れていて、乳首に指が届かない。おっぱいの肉をまさぐっても、締め付けは緩まなかった。
「早くおっしゃってください。何をすれば、今夜のことを他言しないでいただけますか?」
「うぐうう……」
窒息するのは、時間の問題に思えた。どうやらこの圧迫から逃れるためには、実梨亜さんに何かリクエストを出さないといけないらしい。しかし、一体何を言ったらいいだろうか。今、彼女にしてほしいことなんて特に……いや、あるぞ。1つだけ。
「あの、秘密にするんで、手を放してくださ……うぐうっ!」
実梨亜さんの腕が強く締まる。どうやら直接解放して欲しいと言うのはNGで、“正解”のリクエストを出さないと拘束を解いてもらえないようだ。僕は必死に考えた。
「きょ、きょ、今日のことはお互いに忘れ……ぐああ!」
ハズレだった。今日のことは覚えておかないといけないらしい。
「も、もう僕達……あ、あ、会わないように……げえっ!」
これも違った。これからも会いたいということか。
「ま、ま、また、お、お会いしましょう……」
実梨亜さんの腕の力が少し緩む。僕の肺に新しい空気が流入し、赤血球達は酸素の運搬を再開した。また会うということで、方向性は合ってきたようだ。
と言っても、まだ抑え込みは解かれていない。実梨亜さんは顔をさらに近づけて尋ねてきた。
「……どれくらいの頻度でお逢いすればよろしいでしょうか?」
「ひ、頻度……?」
「毎日でしょうか? それとも毎週……?」
改めて近くで見ると、やっぱり実梨亜さんはぞっとするほどの美人だった。お互いの都合を考えて、僕は答える。
「ええと……僕は学校がありますし、実梨亜さんも平日はお仕事ですよね? やっぱり週末が……うがああ!」
実梨亜さんの腕が万力のように締め付けて来て、僕は台詞を最後まで言うことができなかった。思わず訂正する。
「ま、まい、毎日でお願いします!」