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長い夜は湯煙と共に
【SM 官能小説】

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さっきまで童貞の高校生、爆乳奴隷第一号を所有-2

締め付けが緩む。そして実梨亜さんは、さらに尋ねてきた。

「……毎日逢うのは分かりました。しかし、お逢いして私に何をなさるおつもりなのですか? やはり逢うたびに、今夜のように私をレイプするのでしょうか……?」
「え……そんなことあるわけ……ぐ! は、はいっ! 会うたびにレイプの方をさせていただく方向で……」

いつしか僕は、実梨亜さんが少し腕に力を込めただけで、発言を翻すようになっていた。これがパブロフの犬の条件反射というやつだろうか。

「承知いたしました……レイプされるために毎日欠かさず逢うということは、奴隷ということですね。貴男は私を、性欲処理のための肉奴隷にするおつもりなのですね?」
「ど、奴隷って、一体何を言って……うぐ……ど、奴隷になっていただきたいと存じます……」
「貴男の奴隷となって、全てを捨てて御奉仕をすれば、今夜のことは内密にしていただけるのですね?」
「そ、そ、そ、その通りでございます……」
「……分かりました。今夜のことさえ秘密にしていただけるなら、喜んで貴男の奴隷になります。どんな命令でもお聞きします」
「よ、よ、よろしくお願いします……」

とりあえず、“正解”にはたどり着いたようだった。しかしまだ油断はできない。実梨亜さんは未だに抑え込みを解かないからだ。

「私が貴男の奴隷に堕ちるということは、やはり契約書を作ることになるのでしょうか……?」
「契約書って一体何……あ! 作ります、作ります! 謹んでお作りさせていただきます!!」

ここに至って僕は、実梨亜さんが力を込める予兆まで察知できるようになっていた。自分の命を護るために、慌てて彼女の言葉を肯定する。

「思った通り、奴隷契約書を作るんですね……私が奴隷の宣誓をするところを、ビデオカメラで撮影するのは……?」
「心を込めてお撮りさせていただきます……」
「かしこまりました。仰せのままに……」

言い終わったとき、ようやく実梨亜さんは拘束を解いて立ち上がった。僕はついに命の危機を脱したのだ。疲労と安堵で起き上がれず、そのまま大の字に横たわり続けた。かつてアポロ13号の乗員が地上に帰還したときの気持ちが、少し分かったような気がした。

「大丈夫ですか? 御主人様」
「だ、大丈夫です……」
「もう敬語はやめてください。私のことは、実梨亜と呼び捨てになさってください。何でしたら、新しい名前を付けてくださっても構いません」
「はい……いや、うん」

やっとのことで立ち上がると、実梨亜さんはシャワーで僕の体を洗おうとした。

「じ、自分で洗うよ……」
「いけません。奴隷の役目ですので」

断言されるとそれ以上辞退することができず、僕は実梨亜さんに洗われるままになった。おちんちんは特に念入りに洗われ、終わるとタオルで体を拭いてくれた。

「私も体を洗ってから出ますので、御主人様は脱衣所でお待ちください」
「……分かった」

僕は、自分の水着を回収して浴場を出た。
脱衣所で改めてバスタオルで体を拭き、浴衣を着てドライヤーで髪を乾かしながら考えた。
一体今の状況は、何がどうなってこうなったんだろう。
電車の中で、不可抗力で実梨亜さんに触れた。レイプしなければ訴えると言われて、己可愛さにレイプをした。そうしたら、実梨亜さんが僕の奴隷になった……

(うーん。分からない……)

やがて実梨亜さんが上がってきた。彼女も浴衣を着るが、乳房が大き過ぎて谷間が丸出しになり、乳輪がかろうじて隠れるような有様だった。

「……あのさ、本当に僕の奴隷になるの?」

実梨亜さんは、にっこり微笑んで言った。

「もちろんです……レイプをされたのは未熟な私の隙のせいです。御主人様はそれを指摘してくださった上に、秘密にすることで私の一生をお守りくださいました。何と御礼を言っていいか分かりません。奴隷になって奉仕するぐらい当然です」
「…………」

やっぱり、実梨亜さんの価値観はちょっとおかしいんじゃないかと思った。しかし、本人がいいと言っているのにケチを付けるのはそれはそれでおかしい気がするし、何より彼女の機嫌を損ねて、またあのベアハグをかけられたら今度こそ死にそうな気がする……
結局僕は、話題をずらす方に逃げるしかなかった。

「……やっぱり凄いね、実梨亜のおっぱい」
「あまり、見ないでください……少し恥ずかしいです」

顔を赤らめる実梨亜さんだったが、胸を隠そうとはせず、2つのおっぱいは僕の方を向いたままだった。
実梨亜さんも髪を乾かし終えると、僕達は脱衣場から廊下に出た。

「では、御主人様のお部屋で奴隷契約書を……」
「うん……じゃあ、僕の部屋こっちだから……」

僕はわずかな非常灯しか灯っていない、暗い廊下を歩き出した。ところが、実梨亜さんがついて来る気配がない。振り返ると、彼女はその場に立ち止まったままだった。

「どうしたの?」

実梨亜さんは切なそうな目で、僕の顔をじっと見ていた。胸をぐっと反らして、左のおっぱいを僕に向けて突き出している。

「…………」
「あ……」

風呂場でしたのと同じようにしてほしいらしい。僕は実梨亜さんの浴衣をはだけさせると、左のおっぱいを丸出しにして、またしてもカチコチに勃起している乳首をつまんだ。

「あっあんっ!」

そうやって引っ張ると、実梨亜さんは素直についてきた。
なんだか首輪のリードを引いて、子犬を散歩させているような感覚だった。身長は僕の方がずっと小さいんだけど。


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