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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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ニューリーダー-2

萬岸署を始め、各署が連携して各航空会社などに捜査に向って行った。若菜は萬岸署に残りオンラインを使い各県警本部や各署長にこれまでの事件の流れを再確認する。

「まずコトの始まりは水島海岸で起きた強姦殺人事件の容疑者である真田竜彦と金沢悟志を追い柳井市にある西進不動産を突き止め、身柄を確保する寸前に爆発が起き、金沢悟志は死亡、真田竜彦が姿を消したとこから始まりました。後の調べで爆発が起こしたのも真田竜彦を連れ去ったのもサーガの仕業である可能性が高いという事になってます。その真田竜彦を調べる過程で謎の女、白川歩美と言う女性の存在が明らかになりました。いまだその正体は明らかにされていませんが、彼女は再びフレア千城支部爆発の時に姿を現しました。サーガは自分の野望を誰か人を立てて叶える事を好む男です。以前に私が追った田口徹の時も様々な計画を立てたのはサーガだと思われます。そして自分の野望を叶える為、真田竜彦に目をつけた為に西進不動産を爆発して連れ去った。その真田と組んでアレフのヨガ教室を名目に麻薬を売り捌き金を稼いでいました。しかしヨガ教室に我々は潜入捜査をしましたが、捜査に当たっていた近藤刑事に出会ったサーガは真田よりも自分の影武者に適任と考えたんでしょうか、千城支部を爆発した時にサーガは近藤刑事を連れ去り消えました。その爆発の時に再び白川歩美が姿を表し真田竜彦を連れ去り姿を消しました。そしてその後、私を狙い東京刑務所と風俗で再び爆発を起こしたサーガは女性議員やバレー選手である本村沙織を始め女性のアスリートを何人か拉致しテレビジャックをして彼女らを強姦する様子をテレビで放送していた途中で今回の同時多発テロが起きたと言う訳です。皆さまこの事件の経過はご存知ですよね?」
モニターの中で全員が頷いた。
「その経過中で謎が何個かあります。まずは白川歩美と言う女性です。彼女は真田竜彦の彼女でした。しかし白川歩美は真田竜彦の何かを探っているようでしたので、彼女という立場は偽装だと思われます。何か目的があって真田竜彦に近づいたのでしょう。白川歩美は真田竜彦の部屋にあるパソコンの中から何かを引き出そうとしていました。そして最終的に連れ去った。初めはサーガの仲間だと考えていましたが、サーガの手から真田竜彦を奪い取った事を考えればむしろ敵対する側だと思われます。フレアの過激派グループに対する勢力が存在する可能性がある。いかんせん白川歩美の所在を突き止められていないので、白川歩美の事は今全力で千城県警本部が行方を追っている所です。」
若菜は一気に経過を確認した後、机に置かれたペットボトルのお茶を飲み喉を湿らせた。


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