タバコ屋のお爺さんその3-7
「ああん〜、そんなに奥まで入れたら、ウンチが付いちゃう。」
自分がしっかり、お爺さんの舌を咥え込んでいながら、まるで犯されているような言い草である。
奈々は快感と同時に自分のウンチを、知らないお爺さんに舐めさせる恥ずかしさも感じているのだろう。
それとも穴のところまで降りてきたウンチを舌で突き上げられ、快感を催してきたのだろうか。
いずれにしても、奈々は羞恥と快感の間を彷徨っているようである。
今日は家の中なので、奈々も人目を気にせずにジックリと楽しむつもりのようだ。
タバコの件はそっちのけで、お爺さんは奈々をしゃぶり、奈々はしゃぶられるのに夢中になっているようだ。
今日は、お爺さんとの時間を十分取れるように、予定している。
「お爺さんはバナナ食べるかな?」
「わしゃあ、朝飯の代わりに良く食べとるよ。どうしてかな?」
お爺さんは質問の趣旨を訝っているようだ。
「いやあ、この前のお詫びとお見舞いのつもりで、バナナを買ってきたんだけど、良かったら食べてもらえるかな?」
「いやあ〜、それは申し訳ないなあ、ええ思いをさせてもろて、おまけにお見舞いまで頂くなんて。」
奈々はこの会話を黙って聞きながら、次に起こるだろう事をハッキリと認識した。
「お爺さん、バナナなんかで良かったかしら?その代りお詫びのしるしに、私がお爺さんにバナナを食べさせてあげる。」
俺は、奈々に命じるつもりだったが、奈々はそれを察して、自らサービスの提供を申し出たのである。
‘大分、俺の考えていることが分かるようになってきたな。’
もともと、奈々は頭の良い女であった。もちろん、勘も良い。
「よし! では奈々が食べさせてあげなさい。お爺さんには、悦んで食べてもらわないといけないよ」
「分かったわ。」
奈々は短く答えた。
俺は車へ戻ると、自分で食べるつもりのバナナを持ってきた。
「お爺さんは独り者のようだし、少しだけど食べてよね」
「お爺さんはどんな、食べ方をしたいかな〜?好きな食べ方を言ってね。
何でも言うことを聞いてあげるわよ」
「食べ方と言われてもなあ〜、一体どんな食べ方があるんじゃ?普通に皮を剥いて食べるだけじゃろうが?」
「そうね。そんなに沢山、食べ方があるわけじゃないけど。」
お爺さんは奈々の今までの行動から、おおよその見当は付いていた筈である。
お爺さんもなかなかの役者である。あえて、奈々に言わせようとしているのだ。