趣味と実益-5
<マサ君、使い方解るかな?タオルは引き出しに入ってるからね>
足音が遠ざかるまでマサは返事も出来ません。脱衣場とはドア一枚
慌ててバスルームに向かい、壁を向いて
大丈夫です、解りますと大きな声で返事しました、ヤバかった、焦った。
取り敢えずパンティーは諦めて、シャワーして出よう。あまり遅くなっても怪しまれる
マサはササッと身体を洗い、頭も洗い、脱衣場へ。あんなに勃起してたチンボが、今や
縮み過ぎて、情けない姿に。後ろ髪惹かれる思いで、バスルームを後にしました。
(さっぱりしました、有難う御座いました)
<そうか着替えが無いんだよね、折角さっぱりしたのに、可愛そうだね。ちょっと待って
何か探して来るから>
<こんなのしか無いけど、取り敢えず来てみて、大きめのTシャツ、下はスエット、 下着は今から洗濯しちゃうから、乾燥機が有るから、帰るまでに乾くよ>
<もう一度脱衣場で、着替えて来なさい、下着は洗濯機に入れておいて>
BIGチャンス到来です。これで短時間だけど、疑われずに、洗濯機が開けれる。
マサは焦る気持ちを抑えながら、再度脱衣場に。
速攻で洗濯機を開け、パンティーを取り出します。生まれて初めて見た黒いパンティー
思い切り匂いを嗅いで、裏返して、クロッチ部分を見ます。
うっすらとした縦染みが、素早く舌先で舐め取ります。
美味しい、半年ぶりの女臭です。しかも濃厚な香りです。マサは顔に擦り付け
うっとりとします。これだけで満足です。生下着の匂いを堪能して、大慌てで借りた
Tシャツを着て、パンツを脱いでスエットを直ばきして、脱衣場を後にしました。
<やっぱり、ピチピチねマサ君には。>
そう言いながら、視線は、マサの下半身を見逃しませんでした。先程、パンティーの匂い
嗅いだマサのチンボは半起ちで、形までくっきりです。
<さぁ、呑もう。>
何度目かの乾杯です。やはり水商売をしてるだけ、お酒は強いらしく、ピッチが速い
しばらくして、
<洗濯機回すの忘れてた、回して来るね>
そう言って、脱衣場に向かわれました。マサは、バレない事を祈っていました。
直ぐに、戻って来られましたが、何か顔が赤らんでいたような気がしました。
その後、更にお酒を飲み続け、段々と良い雰囲気に。
お酒を注いでくれる由香里さんの胸元は大きく開き、乳房の谷間まで見えています。
肩も半分はだけています。そこには先程見えたブラジャーの肩紐が見えません。
エエッ、ノーブラ?マサは再確認しますが、やはり見えません。
濃い色のTシャツなので、乳首までは見えませんが、良く見ると、ポチッとした物が。
<ねぇ、マサ君、さっきから話聞いてないで、どこ見てるの?>
<いやらしい子ね、そんなに気になる?>
マサは、自分の行動が見透かされているみたいで、返答に困ります。
(違いますよ、素晴らしいプロポーションだと思って見とれていたんですよ)
とっさに言った一言ですが、それが、更に追い打ちを掛けてしまったんです。
<やっぱり、変な事想像して見てたんじゃないの、もう最低>
(ごめんなさい、そんなつもりじゃ無いんです、ただ由香里さんの・・・。)
<何よ、言いかけたなら最後まで言いなさい>
ちょっと雲行きが怪しくなって来ました。マサは、由香里さんを見る事が出来ません。
<ちゃんと私の目を見なさい、今のその目よ、いつもマサ君が私を見るのは。男なんだか らはっきりしなさい>
(ごめんなさい、由香里さんの身体を見ていました。)
<それだけ?>
(いえ、ブラジャーを付けてるか、付けていないかも確認してしまいました)
<何なのこの子は、本当に失礼ね、もうがっかりだわ>
由香里さんは薄ら笑いを浮かべながら、マサを追い詰めて行きます。
<私、そんなに軽い女に見える?>
マサは、慌てます。
(違います、僕は本当に由香里さんは、素晴らしい女性と思っています。綺麗だし、優し いし、頭も良いし、会話も合うし、こんな人と恋人同士に成れたらなんて思ってます)
<マサ君、何考えてるの?恋人だなんて、私と貴方は20歳程年が違うのよ、からかうの も、いい加減にしてよ。>
(本当です、信じて下さい。初めてお会いした時から、夢中でした)
マサはいつもと違う真剣な目で、由香里さんに告白しました。
少し、沈黙が有りました。
<マサ君、解ったわ、貴方の目を見て。そんな目が出来るんだねいつもと全然違うよ、 でもね、恋人はやっぱり無理、貴方は卒業したら居なくなってしまう。私も辛い別れは
したくないから、友達で良いよね、特別な友達。>
マサは泣きそうになりました。でもぐっと堪えて、我慢しました。
特別な友達?どう言う意味なんだろう・・・。