投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

華麗なる転身
【SM 官能小説】

華麗なる転身の最初へ 華麗なる転身 49 華麗なる転身 51 華麗なる転身の最後へ

第11章 尿道責め-1

第11章 尿道責め(1)

サキは自分の部屋へ戻る途中、友子から聞き出した大野芳子の事を思い出していた。
 数年前から入所していた百合絵の働きで、芳子は、美弥や友子と同様、新薬のデータを手に入れるために三人で入所していた。三人とも薬学や化学の知識が豊かで、手助けなど無くとも入社できるほどの実力があった。
 美弥と友子は、似たような性格で明るく振る舞っていたが、芳子はあまり目立たない存在だった。
 芳子は社内では大柄な女のほうだった。動くだけで目立つ存在なので、行動は自然と大人しくなっていたようだ。ただ、身体の割に胸はあまり大きくなく、見た目は全体に痩せた感じの筋肉質だった。キリッと引き締まった身体同様、顔つきもちょっときつめな雰囲気を持つ美人だった。芳子は薬品の検査部門で日々頑張っていた。

 サキが初めて芳子を見たのは半月ほど前のことで、そのときの芳子の身体は、体型に似合わず下腹部が大きく迫り出していた。それに小ぶりの乳房のわりには垂れ気味に膨らんでいて、黒っぽい大きな乳輪が目立っていた。
 芳子は妊娠六カ月であった。
 しかし、胎児の成長に異常があるという理由で病気休暇を取って休職していたのである。
 芳子のお腹の子供の父親は、同棲していた家康薬品の手先の大野のはずだった。
 その父親の大野は数ヶ月前にマヤの手によって去勢され、すでに海外に売り飛ばされていて、日本にはいなかった。そのことは芳子には伏せられていて、彼女には海外出張の出張先で行方不明になっていると伝えられていた。
 だから、芳子の腹の子は、大野の子種からできた最後の子供ということになる。
 しかし、その子の父親が大野でないことは芳子自身が一番よく知っていた。最初は堕胎を考えていたのだが、日々育っていく腹に子に愛着を感じ、大野の行方がわからなくなった今、父親に関係なく一人で産んで育てる決心でいた。

 芳子が大野との同棲生活をスタートしたのは昨年の秋の終わりのころだった。
 芳子は大野と同棲し始めて、数ヶ月後に妊娠した。というか、妊娠させられたというのが正しかった。
 同棲を始めてから、ひと月も経たないうちに、大野は短期の出張とのことでオマーンへ行かざるをえなくなったのだが、その夫の留守の時に、妊娠中絶のテスト用に強制的に受胎させられたのだ。
 受胎の方法は凄まじかった。やがて、友子や美弥にも施されるはずなのだが、社の男たちによって輪姦されたのだった。
 芳子に憧れる男性を極秘で募ったところ数人が集まった。その中には、新藤や山本も含まれていた。特に山本は芳子にひどくご執心だった。たぶん大野が居なかったら、山本が強引に誘ってでも同棲していたかもしれないくらいの惚れ込みようだった。
 山本は芳子の家の近くに住んでいた。その理由で、芳子の家から出されてくるゴミの調査を命じられていた。

「近頃、ゴミを漁る人がいて困るのよね……」
 近所のおばさんが時折、芳子にこぼしていた。
「何か捜し物なんでしょうか」
「下着よ、下着!……奥さんはまだ若いから、下着を捨てるときは注意せんといかんよ。私なんか盗まれても良いように、大事な場所が当たる所にアイロンあてて焦がしておくのよ。そうすれば、自分の染みだか、焦げだかわからないでしょ。……だって、見られたら恥ずかしいじゃない。ここじゃ、皆さんそうして捨てるんだから……」
「ええっ、そこまでするんですか?」
「ああ、奥さんもそうせないかんよ。……奥さんの知らないところで使用済みパンティが高値で売られているかもしれないからね」
「まぁ、いやだぁ……」  
「ほら、奥さん綺麗だから。……もしかしたら、今頃奥さんのパンティの匂い嗅いで、悶々としている男がいるかもよ。ふふふ……」
「いやだぁ」
「奥さん、旦那さんと一緒になって間もないでしょ。……激しいんじゃないの?……毎晩」
「そんなこと……」
「やだぁ、恥ずかしがることないわよ。……私も若い頃は、夜まで我慢できないことが長く続いたもの。……朝、旦那を送ってからは、それはもう、……帰りが待ち遠しくて待ち遠しくてねぇ。……午後になると、もうあそこがジンジン疼いて、濡れてきちゃって。……気持ち悪くなって、夕焼けが見えるころまでに何回もパンティを履き替えたものよ。……どう、奥さん!今はもうヌルヌルなんじゃない。……どうなの?……ふふふ」
<第11章 尿道責め(1)終わり この章はつづく>


華麗なる転身の最初へ 華麗なる転身 49 華麗なる転身 51 華麗なる転身の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前