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華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第10章 始まったバリウムショー-7

 第10章 始まったバリウムショー(7)

「さあ、バリウムの方もしっかり出口に降りてきた頃でしょう。……ユキ!準備して」
 美弥は再び、並んだふたつの踏み台を跨ぐようにしゃがまされた。
 お尻の穴がちょうど真ん中にくるように足首を踏み台に縛り付けた。両手は天井から伸びたロープに掴まるように括られた。
 依然腹鳴りは続いていた。
 トイレでしゃがむ格好でいつまでも我慢させられているのは地獄だった。黙っていてもついつい力んでしまった。
 しかしどんなに美弥が力もうともアナルプラグはゆっくりと蠢くだけで外れる気配は全くなかった。
「おうおう、すごいな。…… 肛門がこんなに飛び出しているぞ」
「ほんとだ。内側はきれいなピンクだ」
 また、美弥の周りに男たちが集まってきていた。
 アナルプラグを引っ張る者、不均一な小陰唇をつまんで伸ばす者、もぐっているクリトリスを探す者もいた。
「さあ、四色きれいに出てくるでしょうか」
 マヤがストッパーを外して、プラグを思い切り引き抜いた。
 美弥が思いっきり締め付けていたので裂けるような痛みが走った。
「ひいいぃ!裂けちゃう」
 美弥は本当にお尻の穴が裂けたのではないかと思った。
 ブビィィィッという重苦しい濁った音と共に、茶褐色の粘液便が出てきた。
 ブリブリッと音を立てて、机の間の床においてあるステンレスの受け器の中に垂れて落ちていった。
 やがて最初の白いバリウムが顔を出してきた。
「おう、出てきたぞ」
 男たちから歓声が上がった。
 美弥が力む度に、ムチムチ、ミチミチと音を立ててバリウムが出てきた。バリウムだけだったのでほとんど無臭でそばで見ていても便独特の匂いはほとんど無かった。むしろ美弥の咲きほころんだ翳り花から立ちこめる女の匂いの方が気になった。
 バリウムが硬いため、激しい息づかいだった。少し出ては止まり、また少し出ては千切れて垂れ落ちるということを繰り返した。その度に肛門が大きく盛り上がり、また奥へ引っ込んだ。
 白いバリウムがやがてピンク色に変わり、濃い赤色になった。
 再び男たちの歓声が部屋に響いた。
 赤いバリウムはやがてピンクに変わり、ついで黄色になった。
 美弥の力む声が大きく部屋にこだまし続けている。
 やがてピンク色の秘肉の中央が盛り上がり、チョロチョロと濃い黄色の尿が出てきた。それはたちまちキシューッという女性独特の音に変わった。しかし美弥の放尿は左側の小陰唇が尿道口に被さり、そのため放物線にならず、激しく飛沫くのいつもの通りだった。
 放尿が治まる頃、バリウムは黄色から緑に変わっていた。そして最後は青と順序よく出てきた。
 全部のバリウムが出てくるまでに十分近くかかっていた。
 美弥の顔には大粒の脂汗が浮いていた。
 受け器をユキが片づけている間にマヤが浣腸の準備を始めた。
「さあ、次は浣腸です。お腹の中に残っているバリウムをすっかりきれいにしましょう。でも、ここで一息いれましょうか」
 客席から拍手がおこり、バリウムショーが終わりを迎えた。ざわめきと共に男たちは席に戻った。
 マヤが気が付くと、ユキは先ほどの潮吹きショーの勝利者の股間に顔を寄せて頭を上下させていた。その後ろに、ショーの興奮に我慢できなくなったのか、順番を待つかのように残りの二人も並んでいた。
<第10章 始まったバリウムショー 終わり>


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