週末-9
すぐにちづるが出た。
「ぁ、もしもし、、」
「気になるじゃーん。
あの絵文字。
どうしたの?」
「あは、 そうだよね。
変な文章、入れてごめんね。」
「んーん。
どうしたの?」
「っ あーー、、 うん。
なんか、 私、、、」
「ん?」
「湯あたり、しちゃったー、、」
「え? 」
「のぼせちゃって。
休んでたの。」
「えー? 大丈夫?」
「もう、平気。」
「そっかー。鼻血は?」
「ふふ、、出てない。」
「今は? 部屋にいるの?」
「んーん。
ロビーみたいな所で休んでる。」
「そっか。
朝早かったんだから、
早く寝た方がいいよ?」
「ん? うん、、。」
「しっかり、休まなきゃ、、 」
あれ?
で、何だっけ
ちづちゃんの言いたい事って
「ねぇ、
ラインでその事を
送ろうとしたの?」
「、え? ぁ、 、、」
「 ?」
「、、ぁの、 、、」
「 ん?」
「ぇーーーと、、 さぁ、」
「うん。」
「ぁのーーー、、
あれかな、 」
「? 」
「っ はーーー。
、、、やっぱり、いい。」
「は?」
「、、なんか、言いたい事、、
忘れちゃったかも。」
「 ? ??」
「、、、ごめん。」
「、、、。
なんか、隠してなーい?」
「 え?」
「隠してる気がする。」
「、 、、、。」
「、、 黙ったー。
やっぱり隠してるー。」
「、、、なんか、タクミ君て、、。
凄いね。
電話なのに、なんで分かるの?」
「、、、ふふっ 」
っつーか
はったりだったわ
全然 分かりません っ
「でーー?
何隠してるの?
あ、おねしょでもしちゃった?」
「〜っ 違うよ!
聞きたい事があったけど
それを、、隠そうとしたの かも、」
「聞きたい事? 俺に?
なーに?? 」
「、、 、ぁの、 、」
「? 」
「ぇーーと、、。
ぁの、、 ね?
聞きたい事を今から聞くけど、
答えたくなかったら
答えなくていいからね?」
「? ?
何よー、、 言って?」
「、、、ぅん。
あの、、、
そこに、、、」
「うん。」
「、、 〜っ
ゆかちゃん
いる?」
「 え?」
「ぁのっ、、〜っ
答えたくなかったら
いーからっ !」
「、 、、、。」
え ?
それだけ 聞きたくて?
ずっと もにょもにょ
言ってたの?
「、、、ふ っ 」
「、、? 」
「〜っ、ふふっ、ちょっ、、
ウケる。」
「〜っ ? ? 」
「 居ないよ。」
「、、 ぁ。 そっ か、、。」
「まー、さっきまで居たけど。
なんか怒って帰っちゃった。」
「え? そうなの? 何に?」
「何に、だろーねー。
女心は分かりませーん。」
「、、、 そっか。」
「まぁ、俺的には嬉しいけどー。」
「 え?」
「ちづちゃんが
ヤキモチやいてくれたからー。」
「 ぁ 。 、、、ぅん。」
「でも、、 〜っ ふっ、 、」
「?」
「もっとすんなり、
聞いてくれていーのに。」
「ん、、 うん。ごめん。」
「ふふ、、んーんーー。」
まぁ
ちづちゃんらしい かも
「明日、何時にこっちに帰るの?」
「え? ん、、と、
5時ぐらいには、帰ると思う。」
「じゃあ、
ちづちゃん疲れてなかったら
行っていい?」
「うん 」
「疲れてたら、無理しないでね?」
「うん、、。
でも、疲れてないから大丈夫。」
「それは明日にならなきゃ
分からないでしょー?」
「あ、、 そっか。」
「ふふふ、、、」
「ふふっ じゃあ
タクミ君、ありがとうね。」
「うん。」
「ぁの、じゃあ、、
おやすみなさい。」
「うん。 あっ、、」
「?」
「おねしょ。
気をつけてねー。」
「〜っ、しないってば、、。」
「ふふ、、
じゃあ、おやすみ。」
「うん。 またね。」
「また明日ー。」
2人は電話を切った。