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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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週末-9

すぐにちづるが出た。

「ぁ、もしもし、、」

「気になるじゃーん。
あの絵文字。
どうしたの?」

「あは、 そうだよね。
変な文章、入れてごめんね。」

「んーん。
どうしたの?」

「っ あーー、、 うん。
 なんか、 私、、、」

「ん?」

「湯あたり、しちゃったー、、」

「え? 」

「のぼせちゃって。
休んでたの。」

「えー? 大丈夫?」

「もう、平気。」

「そっかー。鼻血は?」

「ふふ、、出てない。」

「今は? 部屋にいるの?」

「んーん。 
ロビーみたいな所で休んでる。」

「そっか。
朝早かったんだから、
早く寝た方がいいよ?」

「ん? うん、、。」

「しっかり、休まなきゃ、、 」

   あれ?

 で、何だっけ
  
  ちづちゃんの言いたい事って

「ねぇ、
ラインでその事を
送ろうとしたの?」

「、え? ぁ、 、、」

「 ?」

「、、ぁの、 、、」

「 ん?」

「ぇーーーと、、 さぁ、」

「うん。」

「ぁのーーー、、 
     あれかな、 」

「? 」

「っ はーーー。
、、、やっぱり、いい。」

「は?」

「、、なんか、言いたい事、、
 忘れちゃったかも。」

「 ?  ??」

「、、、ごめん。」

「、、、。
 なんか、隠してなーい?」

「 え?」

「隠してる気がする。」

「、 、、、。」

「、、 黙ったー。
 やっぱり隠してるー。」

「、、、なんか、タクミ君て、、。
 凄いね。
 電話なのに、なんで分かるの?」

「、、、ふふっ 」

 っつーか 
   はったりだったわ

 全然 分かりません っ 


「でーー?
何隠してるの?
 あ、おねしょでもしちゃった?」

「〜っ 違うよ!
聞きたい事があったけど
それを、、隠そうとしたの かも、」

「聞きたい事? 俺に?
     なーに?? 」

「、、 、ぁの、 、」

「? 」

「ぇーーと、、。 
 ぁの、、 ね?
聞きたい事を今から聞くけど、
答えたくなかったら
答えなくていいからね?」

「? ?
 何よー、、 言って?」

「、、、ぅん。
  あの、、、
     そこに、、、」

「うん。」

「、、 〜っ 
   ゆかちゃん
       いる?」

「 え?」

「ぁのっ、、〜っ
答えたくなかったら
     いーからっ !」

「、 、、、。」

   え  ?

 それだけ 聞きたくて?

  ずっと もにょもにょ

  言ってたの? 


「、、、ふ っ 」

「、、? 」

「〜っ、ふふっ、ちょっ、、
   ウケる。」

「〜っ ? ? 」

「 居ないよ。」

「、、 ぁ。 そっ か、、。」

「まー、さっきまで居たけど。
なんか怒って帰っちゃった。」

「え? そうなの? 何に?」

「何に、だろーねー。
女心は分かりませーん。」

「、、、 そっか。」

「まぁ、俺的には嬉しいけどー。」

「 え?」

「ちづちゃんが
ヤキモチやいてくれたからー。」

「 ぁ 。 、、、ぅん。」

「でも、、 〜っ ふっ、 、」

「?」

「もっとすんなり、
聞いてくれていーのに。」

「ん、、 うん。ごめん。」

「ふふ、、んーんーー。」

 まぁ 

  ちづちゃんらしい かも 


「明日、何時にこっちに帰るの?」

「え? ん、、と、
5時ぐらいには、帰ると思う。」

「じゃあ、
ちづちゃん疲れてなかったら
行っていい?」

「うん 」 

「疲れてたら、無理しないでね?」

「うん、、。
でも、疲れてないから大丈夫。」

「それは明日にならなきゃ
  分からないでしょー?」

「あ、、 そっか。」

「ふふふ、、、」

「ふふっ じゃあ
 タクミ君、ありがとうね。」

「うん。」

「ぁの、じゃあ、、
 おやすみなさい。」

「うん。 あっ、、」

「?」

「おねしょ。
気をつけてねー。」

「〜っ、しないってば、、。」

「ふふ、、
 じゃあ、おやすみ。」

「うん。 またね。」

「また明日ー。」

2人は電話を切った。


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