53歳の幼なじみ-4
最初のはテーブルの上に、2番目はカーペットに、3番目が冴子の二の腕に。
とうの昔に忘れていた射精の絶頂感。
硬直した全身の緊張感が一気にほぐれ、私はソファに身を沈めて息が収まるのを待った。
冴子はまだペ●スを握ったままだ。
先端からは残滓が流れ出ている。
「お兄ちゃん、すごいねえ!!、55歳になってもあんなにいっぱい出るんじゃねえ!!、びっくりした。出るとこ見たんも初めてやし、あんなんが私の、あっ、え〜っと、女の体の中に入るんじゃねぇ!!、すごいわぁ!」
「初めて、初めて言うとるけど、冴ちゃん、ほんまに初めてなんかぁ?、53にもなって、信じられんわぁ!!、昔、旦那のにキスしたり飲まされたりせんかった?」
「ないですっ。私、主人が酔ったはずみで、暗いところでちゃちゃちゃっと済ませたことしか知らないのっ。だから、お兄ちゃんが、さっきみたいに『あ〜』とか、『出るぅ〜』とか、『あっひゃ〜』とか叫ぶの聞いて、びっくり・・・・・それにね、それに・・・」
「なんや?、それに・・って?」
「う〜〜〜ん、あんね、声出してるお兄ちゃん、すっごい気持ち良さそうやった。ほんまに、あんなに気持ちええの??」
「あ〜、そやなあ、俺もさっきみたいなんは、あんまり記憶にないなあ。精子出すとこ見られるいうんが初めてやし、余計に興奮したんかもしれんなぁ。握っとるんが冴ちゃんやし・・・」
「55歳と53歳よぉ!!!???、お兄ちゃんの歳はともかく、女の人は若い方がええんじゃないの?」
「以前なら知らんが、今は冴子以外、考えられんなぁ。冴ちゃん、ほんまに舐めたことないんか?、それ?」
冴子の手の中で萎えかけたペ●スに視線を向け、聞いてみた。
先っぽには、冴子の手で絞り出された精液が白くベトッと張り付いている。
「ないの・・・本当に舐めたことなんてないの。変?、私って」
「汚い、と思う?」
冴子は首を振った。
「舐められる?、俺の精子?」
「た、ぶん・・・」
顔を上げた冴子の目を見つめ、私はうなづいた。
冴子がそっと、唇をペ●スに近づける。
舌を出し、チロッと粘っこい精液をすくった。
「お兄ちゃんの匂い。いい匂い」
口を開き、冴子が私のペ●スの先端を、ポコッという感じでくわえた。
舌を上手に動かし、ベットリと張り付いた精液に唾液をからめながら、拭い取って行く。
最後に、ペ●スの根っこの方からギュゥ〜〜〜ッと中の残り液を絞り出し、プクッとのぞいた白いかたまりを掬いとった。
「どうや?、冴子。イヤじゃないか?」
「全然、ぜんぜんイヤじゃないよ、お兄ちゃん。なんか、私、うれしい。う〜〜ん、どう言ったらええんかなあ!!!??、お兄ちゃんがさっきみたいに気持ち良がってるとこ見るんも、それだけで、私までうれしくなるし、もっともっと、お兄ちゃんを喜ばせたい、しあわせな気分にしてあげたいって思うし、なんか、ようわからんのよぉ!!!、お互い50歳過ぎてるのに、こ〜んなに充実したというか、こ〜〜んなにしあわせなセックスができるなんて、信じられない。なんでなの?、お兄ちゃん」
「さ、え、こ、さ、ま!!!」
「なあに?、お兄ちゃん」
「しあわせなセックスって言ってるけど、まだ、完全には、して、いま、せん、け、ど・・・・」
「あ〜〜〜っ、いやだぁ〜っ、お兄ちゃんったらぁ〜〜。だから、あした、って言ったでしょ?」
「ははは、そうやな、冴子。あしたは、さっきみたいなん、いっぱいお前の中に出してやるしな!!」
「お兄ちゃんの言い方、なんかスケベっぽい。わたしはね、今見たいにぃ、無防備に全身をさらけ出して、肌と肌を接して眠ることができる。それだけでいい
の。警戒心なんか、これっぽちもないの。お兄ちゃんが私に何をしても、何を言っても、私、受け入れられるわ」