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特命捜査対策室長 上原若菜
【レイプ 官能小説】

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新展開-6

 中は薄暗くて良く見えない。しかし誰かが座っている事は分かる。今までその存在すら確認出来なかった重要人物がそこにいる。若菜の神経がサーガに集中した。その時だった。マイクか拡声器かは分からないが、何かスピーカーから発せられる声が響いた。
 「上原若菜…、やはり美しい女性だな?ククク」
あちらは若菜を知っているかのような口ぶりだ。
 「あなたがサーガ…?」
 「ああ。でも気安くサーガと呼ぶ割には俺の実態など全く把握出来ていないんじゃないか?」
 「…」
図星だった。今の今まで本当にサーガと呼ばれる人物が実在すれのかどうかも確信が持てていなかった。
 「上原若菜とあろう者が俺の正体を暴く糸口さえ見つけていないなんて失望したよ。俺はあなたの事を一日たりとも忘れた事はないのにね?」
 「あら光栄ね?私を思って毎晩シコシコしてくれてただなんてね。」
 「ククク、相変わらずだな、上原若菜。そーゆー所が好きだよ。」
 「随分前から私のファンみたいな口振りね。」
 「ククク…さりげなく探りを入れやがって。いつ頃接点を持った人間がさりげなく探りを入れてんだよな?」
 「…」
それも図星であった。まだ何とも言えないが、サーガはかなりの知能犯である可能性を感じた。
 「いつからあんたのファンだったかな〜?ククク。いつかヤリたいと思いながら今まで来ちゃったからなぁ。」
 「何なら今ここでヤラせてあげてもいいわよ?」
 「ククク…そりゃ嬉しいが、でもアンタの自慢の締まりのマンコでオマンコ手錠されたら逃げらんないじゃないか?遠慮しとくよ。」
 「あら残念ね。満足させてあげられるのに。」
 「だろうね。ククク…」
軽く流される若菜。相手の素性がわからない分不気味に感じる。
 「あんたとはゆっくり話したいが、俺も色々忙しくてね。ではこいつはいただくよ。じゃあな?」
近藤はヘリコプターに乗り込んだ。その瞬間、若菜はヘリコプターに向けて走ろうとしたが、そこへ何とヘリコプターからマシンガンらしき物が現れ銃口が若菜に向く。
 「ドドドド!!」
いきなり若菜の足元にマシンガンが放たれた。吉川はまるで映画のような光景に足が止まる。若菜はとっさに横に避け背中を向き背後に逃げる。吉川も後を追う。そして壁の影に隠れて拳銃を向ける。しかしマシンガンの強力な銃弾に身を潜めざるを得なかった。
 「ククク…!まだまだ長い戦いになるからな。そう焦るなよ。またあの時と同じように楽しませて貰えるかな?まだまだ決着はついていないんだぜ?上原若菜!ハハハ!」
スピーカーから流れるサーガの高笑いと同時にヘリコプターのプロペラが作動し宙に浮いたのであった。


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