制服-3
小さくうずくまるように
座っているちづるに、
タクミが優しい声で静かに言う。
「、、キスしていい?」
ちづるはじっとタクミを
見つめながら首を横に振った。
タクミはふっと笑いながら言う。
「、なんで?」
「、、戻ってて、」
「エッチな事ばっかじゃない、
って言ってたから?
恥ずかしくなっちゃったの?」
「〜っ、 、〜っ、ん 」
「、、大丈夫だよ。」
タクミはちづるの手首を持つと、
頬にキスをした。
口にもキスをする。
タクミは
ちづるの気持ちをほぐそうと
何度も頬や口にキスをする。
しかし、ちづるはまだ辛そうな
怒られた子供のような
顔をしている。
タクミに
言いたい事があるはずなのに、
言葉が1つも見つからない。
恥ずかしさと、
言いようもない情けなさで
とうとう泣いてしまった。
タクミが両手で涙を拭う。
「泣かないでよー、、。」
「〜っ、 、うん、 っ 」
「大丈夫だってー、、」
「、 っ 、何が?」
「ちゃんと分かってる。
ちづちゃんはエッチな事なしでも、
俺と居たいって
思ってくれてるって事ー。」
「〜っ、 、〜っ、」
「前も言わなかった?
ちづちゃんは、ね、、
そのままでいーの。」
「〜っ、、 、 」
「、、聞いていい?」
「 ?」
「制服の匂い、嗅いでたの?」
「 〜っ、、っ ぁの、
、 、、、」
「、、分かりやすい ね、、。
制服だけだった?」
「え? 〜っ、」
「おかず。」
「 ぇ? 」
「、 、先生は、考えた?」
「 ? 〜っ、んっ、
ううん、 、 」
「 本当?」
「、 、うん、 、」
「っ ぁーーー、、
良かった。」
「 ? 」
「あ、、いや、
近くて良かったなーって。」
「? 」
「ちづちゃんが。」
「 っ、? ?」
「、、遠い感じしたから、
勃たなかったのかなぁ、、。」
「 ?」
「ふふっ、 、
なんでもないよ。」
きっと
旦那と会ったのは
たいした事ない理由だ
何かを渡すだけ とか
今 ちづちゃんが求めてるのは
「〜っ、 、」
「、、しよっか。」
「 え?」
「脱いで、、。」
「 、、でも 〜っ、」
「、 、 、、。」
タクミは、強引にキスをすると
ちづるに覆い被さる。
2人の身体が
ソファーの上に横たわる。
ちづるのパジャマを脱がす。
パンツのみになり思わず胸を隠す。
タクミも、自分の部屋着を脱いで
パンツだけの姿になった。
ちづるの目が、
まだ何か言いたそうにしている。
じっと目を見てちづるが言う。
「、 、本当に するの?」
「ん? うん。」
「、 、、ぁの、
でも 〜っ、 」
「無理させたくないって、
言ってなかった?」
「 え?」
「下。見てよ。
今、エッチすんのやめるとかー
無理なんだけど。」
「、 、、ぁ 。」
ちづるはタクミの下半身を見る。
勃起していて、パンツの先が
濡れている。
タクミはパンツを脱ぐと、
コンドームを取り出して
それを着ける。