覚悟-5
(す、すげーな…)
豪邸の中はまさに富の限りを尽くしたかのような物であった。玄関を入ると広いスペースがあり二階に繋がる螺旋階段があった。真千子は迷わずその螺旋階段を上がり真っ直ぐ寝室へ入った。
寝室に入るとすぐに電気をつける。真千子は中野がその豪華な寝室を確認する間もなく抱き着いて来た。
「中野君…シャワー浴びよっ…?」
これまでの発情具合からいきなり要求してくると思った中野には意外だった。
「今すぐしないの?」
「だって…精子ベッチョリのオマンコ舐めるの嫌でしょう…?私も恥ずかしいし…。あと燃え上がる前に私の相談も聞いて欲しいし…」
真千子の口からオマンコだと言う下品な言葉が出てくるとは思わなかった。確かに自分の精子を舐めるのには抵抗がある。愛液がついたペニスは舐めさせるくせに、男とはつくづく勝手な生き物だなと自嘲した。
「分かりました。」
「じゃ、行きましょっ。」
2人は階段を降りバスルームへと向かう。お互い服を脱がし合い、全裸でバスルームへと入った。髪を後ろで束ねた真千子がセクシーであった。うなじが何とも言えない。本当に美しい体だ。心の底からグッと来る物がある。熟したカラダ…まさに今が旬のように思えた。
真千子はタオルなど使わない。掌にボディーソープを出すと両手で泡立て体を密着させて中野の首から洗い始めた。そして背中に手を回し柔らかな掌で撫でるように洗い、両腕、胸を洗う。洗うと言うよりももはや愛撫そのものだ。それだけで下半身に血が集まってしまう。
上半身を洗った真千子はゆっくりと跪く。
「下半身はまず舌で…」
真千子は足の付け根から丁寧に舌を這わせ下って行く。そして中野の足を持ち上げ足の裏まで丁寧に舐めた。
「気、汚いっすよ!」
さすがに気が引けた中野。しかし一瞬目を合わせニコッと笑った後、反対側の足の裏まで丁寧に舐めた。足の指と指の間がくすぐったくもあり、イコール物凄く感じてしまった。年下の男の足元に跪き足の裏を舐めるセレブに男として変な優越感を得た。
すると今度は中野の背後に周り尻に舌を舐め始めた。
「ああっ…」
ゾクゾクっと来た。こんな感じる自分は初めてだった。しかしそれだけでは終わらなかった。尻を舐め尽くした後、両手で開き尻の割れ目に顔を埋めた。
「あひゃ…!!」
思わず変な声を出してしまった。なぜなら真千子が舌でアナルを舐め始めたからだ。
「ち、ちょっと…、や、やばっ…!」
アナルをヒクヒクさせてしまう。
「ここ舐められるの、初めて?」
「は、はい…」
「ンフっ…」
真千子はねっとりと執拗に中野のアナルを丁寧に舐めたのであった。