出張のお楽しみ-12
「はい、お待ち!!」
若菜の元にラーメンが運ばれた。
「わぁ、美味しそう♪」
「お客さん美人だから味玉一つサービスしときましたんで!」
「本当ですか〜?ありがとうございます♪あ、本当だ、タマタマが2つぅ♪」
男性客の視線を釘付けにする若菜。そんな男性客にサービスカットを見せつける。半熟の黄身を舌でいやらしく掬い上げ口に含む。
「ゴクッ…」
その光景に思わず生唾を飲んだ男性は1人や2人ではなかった。舌の動きから唇の動きまで、全てが官能的で思わず見入ってしまった。
そんな視線をヒシヒシと感じて更にムラムラする若菜。髪を耳にかけ、そしてラーメンを啜る。
「ジュルジュルジュル…ああん…、ドロドロで美味しい…。」
中には勃起寸前の男性客すらいた。汁に濡れた唇が物凄く卑猥に見える。時折舌で唇を悩ましげに舐めながら音を立ててラーメンを啜る。
(ああん…、みんなエッチな目で私を見てるぅ…。帰ったら家で私を思い出しながらみんなシコシコするのかなぁ…。)
若菜の顔がほんのりピンク色に染まったのはラーメンの温かさのせいだけではない。スカートの中はドロドロラーメン汁のようにクチュクチュしている。
極めつけは麺を食べ終わった後だ。器に口をつけドロドロ汁をわざと音を立てて啜ったのであった。
「ジュルルッ…ジュルルッ…」
男性客らはもうたまらない。バキュームフェラの音、そのものである。
(あんないい女のあの唇に咥えられてバキュームされたらたまんねぇ…。ピ、ピンサロ行きたくなってきた…)
左隣にいたサラリーマンはそそくさと店を出てピンサロに向かったのであった。何人もの男性客を発情させた若菜は店員にウィンクしながら言った。
「ドロドロ汁、最高だったわ。また来ます♪」
「あ、ありがとうございました!」
店員は若菜の後ろ姿を魂が抜けたかのような顔で見つめた後、若菜の使った器を下げ、うっすらとついた口紅後を舐め回した後、残り汁を全部啜ったのは秘密の事であった。
男達を魅力して気分良くなった若菜の体は火照りが冷めない。いやらしい視線を浴びたせいか全身が悶々していた。
(歩行ローター、してみようかな…。)
迷いはなかった。まさか自分が歩きながらローター遊びをしているだなんて誰も思わないだろう、でももしバレたら恥ずかしいな…、そう思うとスリルを求めずにはいられなかった。若菜はポケットの中のリモコンを握りスィッチを入れた。
「んあっ…!」
思わず脚がふらついた。慌ててガードレールに手をついて立ち止まった。
(や、ヤバイ…腰が砕けそう…)
あまりの気持ち良さに驚愕する。
(まともに歩けないかも…)
それでも若菜は歩こうとする。止めると言う選択肢は若菜にはなかった。若菜はガードレール沿いをヨタヨタと歩き始める。