木曜日 2-2
ちづるは、いつものように働いて、スーパーで買い物をして帰る。
家に戻り、家事をする。
夕方に夕飯の準備をする。
夕飯は、10時すぎにタクミと一緒に食べようと考えた。
お風呂に入る。
パジャマを着て紅茶を飲んでいた。
じゅうたんに座りテレビを見る。
独り言を言う。
「今日は、、疲れたなー、、、。」
今日、職場のレストランは混んだ。
団体客の、新年会だった。
ソファーに腕と頭を乗せてウトウトする。
夢を見た。
夢の中。
ちづるが、茶色のソファーに座るタクミにフェラをしている。
タクミは、集中してDVD を見ている。
DVDの中では、
ななみが、男にフェラをしている。
DVDの音が、部屋に響いている。
タクミの吐息も混ざって響く。
『あー、 、、すげ、いい、 、』
ちづるは1度、フェラやめる。
『タクミ、くん、、あの、 、』
『え、? ちょっと、、
やめないでよ 』
『でも、 、、あたし、』
『ちゃんと、続けて。』
『、 、っ 、ん、 、』
ちづるは再びフェラをする。
『ぁーー、っ、はーーー、 、
はぁ、 、、ぅ、はぁっ、
っ、ぁーー、っ、はーーー 』
『ん、んんっ、 ん、 ん』
テレビ、 消して!
も やだ 、 、
なんで こっち
見てくれないの ?
『んんっ、んっ、 ん!んん!』
『 ぁーー、っ、はー、、、
あのさ、 声 なるべく
出さないで、ね ?』
『っ、!? ん、、っ、 、』
タクミ君 、 、
や だ っ、!
『っ、はーーー、はぁっ、
ぁーー、っ、はぁっ、はーー
ぁーー ぁあ、、出そ、 、っ、はぁ、
はぁ、 ぁーーー! 、』
『ん、 〜っ、 、っ 、 』
お願い 、!
こっち 見て
私を ちゃんと 見て
お願い タクミ 君、! 、
『ぁーーー、 このまま、、
っ、はぁっ 出す ね ?
っ、はぁっ、、
すげ いい、っ、はぁっ
ななみ ちゃん、っ! 、
ぁぁっ、!ぅ、ぅっ、、、
はぁ、っ 、はーーーー、、』
『んんっ、! ん、、
やぁ、!、 ぅ、うぅっ
っ、ぅうっ、ん、っ、〜っ、 』
飲んだ後に、涙が溢れる。
恨めしい気持ちでタクミを見る。
タクミは、うっとりした目で、
笑みを浮かべている。
笑みを浮かべた視線の先には、
テレビの中のななみがいる。
ななみの顔が、アップで写る。
ななみの、童顔でかわいい顔も
笑みがこぼれている。
ほっぺたと口元に、真っ白の液体がかかっている。
自分の人指し指で、口元の液体をすくい、
それを舐めながら言う。
『っ、はぁっ、、
気持ち よかった ?』
ちづるが堪らず、叫ぶように言う。
『んんっ、んっ、!
こっち 見てよ、っ、っ、〜っ、
んんっ、ん、、!
タクミ く 』
ちづるは、ハッと目を覚ます。
「 っ、! 、ぁ、、?、」
あ 、、 夢 ?
でも 夢じゃ ないかも
タクミ君
なんで昨日、 、
もう 私に
飽きてるの ?
テレビ 消して なんて
言わなければ 良かったの?
続ければ 良かったの?
ちづるは一点を見つめ、
泣き出したい気持ちで思い詰めている。
しばらくしてテレビの横にある、
緑色のDVDのファイルケースを見つめる。
「、 、 、、 、。」
昨日タクミが観たDVD を取り出す。
背中を丸めて座り、
真っ白なDVD を持つと、
しばらく、それを眺める。
脳裏に、ななみの顔が浮かぶ。
童顔の可愛い顔。
心の中に
ドロドロとしたものが
あるのを感じた。
「、 、〜っ、ん 、、」
***