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想い出のアルバム
【近親相姦 官能小説】

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想い出のアルバム-7

(7)
 
 その後の撮影は私の思い描く形ではなかった。たしかに毎回私を撮ってはくれたが、その数は激減、しかもほとんどが勉強している合間の後姿を2、3枚で終わり。振り向くともうカメラをバッグにしまっていた。
(なぜ?)
滲むように疑問が広がり、やがて熱い感覚の不満が蓄積されていった。
(なんで、もっと写してくれないの?)
何度か訊ねようとしてできなかった。もしかしたら、
(裸になろうとしたから?)
意図した行動ではなかったが、あれは燃える心の表れ。
『それ以上はだめ』……。
叔父さんは言った。でも、叔父さんが悦ぶと思ったからそうしたのだ。
(ぜったい悦んでいた……)
それなのに……。

 悶々とした想いに耐えられなくなって叔父さんの気持ちを確かめようと意を決したのはある土曜日の夜である。
 夜半近く、叔父さんがお風呂に入ったのを確認した私は、何度もオナニーを繰り返した『男』のベッドに全裸で潜り込んだのだった。
(ああ……)
暗い部屋。息をひそめる。じっと身を縮めているだけなのに鼓動がドクドクと鳴った。
 素裸で布団に入ったの初めてである。全身が触れられているようでぞくぞくする。同じ裸でもお風呂で脱いだ時とはまるで違う。掌を胸に当て、おなかから下腹部へ、そして股から太ももへと辿り、
(何も着ていない)
改めて自分のしていることに不安が湧いた。
(叔父さんは、何と言うだろう……)
考えてみれば大胆にもすぎる……。迷いが過った時、階段を上ってくる足音がきこえた。

 部屋に足を踏み入れた叔父さんの動きが止まった。そして灯りを点けずにドアを閉め、ふたたび動かなくなった。
(気配を感じた……)
そう思った。
薄暗がりで叔父さんの姿は見える。
(ベッドを見ている……私を見てる……)
顔を隠すようにそっと布団を上げた。

(吐息がきこえる……近づいてくる……)
無言のままベッドの端に腰を下ろし、また息をついた。
 揺れるベッド……叔父さんの手が私の額に触れた。
 私は静かに布団をめくった。こもっていた熱が拡散されて上半身が露になった。
叔父さんの手が頬に移り、肩から腕を摩りながら顔が迫ってきて唇が重なった。
(ん!……)
わずかな接触だった。
 静寂が流れた。
「このベッドに寝たことあるね?」
私は小さく顎を引いた。
「君の匂いがしてた……」
「……ごめんなさい……」
「謝らなくていいよ。嬉しかったよ」
意外な言葉に私は胸が詰まった。
(ほんと?)

「君は日に日に大人になっていく。会うたびに驚かされる……」
温かく大きな手が右の乳房に被さった。
(!……)
「柔らかい」
やさしく揉まれ、
「ああ……」
ほんわかした快感が生まれて、広がった。体が浮き上がっていくみたいだ。
「君の存在がぼくの心の中で膨らんでいく……それが大きくなるにつれ、怖くなった」
叔父さんの体が重なってきた。
「幼い君の中に色づいて芽吹く女性を感じて写真に収めずにいられなかった……」
言っていることが難しくて、それに体の奥から何かが噴き出してくるようで何も考えることができなかった。
(もうだめ)
私は身悶えして叔父さんの手を取って強引に秘部へ引き込んだ。咄嗟のことで抵抗もなく、しかも股を開いて呼び込む形になったものだから叔父さんの指先は秘毛の丘を越えて割れ目に届いた。
「うう!」
濡れた突起を掠めたのである。
「くうう」
戦慄のような鋭い快感が走って思わず呻いてしまった。

 指は熱い液を湛えた溝に挟まって動かない。
(気持ちいい)
私の性器はズキズキと高まっていった。
「こんなになっていたんだね……」
唇が触れ、今度は強く押しつけられた。
「君が被写体でなくなってしまう……」
(もう、写真なんてどうでもいい)
私は叔父さんの首に腕を回してぶつけるようにキスをした。
(抱いて!抱いて!)
心で叫んで股間を迫り上げていた。

「心の中で君を育ててきた……」
私の腕をやさしく振りほどいて、
「肌に触れてしまった……真弓……」
息が胸に吹きかかり、乳首が口に含まれた。
「ああ、あ」
すぐに口が離れたのは私の声が大きかったからだろう。手で口を覆われ、私は頷いた。
「静かにする……」
(だから、続けて……)
 ふたたび乳首に舌が這って微妙な強さで吸われた。
「はあ、はあ……」
すでに裂け目からは女液が溢れている。
(垂れてる……)
会陰に伝っていく感覚は初めてだった。


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