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愛犬クラブ
【獣姦 官能小説】

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愛犬クラブ-5

妊娠中 Part2

士郎さんと離婚し、ジョンと私だけの生活が始まりました。派遣の職を見つけ、お腹の赤ちゃんを再優先に色々とバタバタしながらの忙しい時期でした。この頃はまだお腹の膨らみもさほど目立たず、私も家事や仕事にと動き回れる身体をしていました。

夫の目を気にしなくていい生活は精神的に楽なものでした。家事や仕事の忙しさの合間に、ひとりで買い物に出掛けてみたり、ジョンとデートしてみたり、とても幸せな生活を送っていました。

私が『愛犬クラブ』について知ったのもこの頃です。私はすぐに愛犬クラブに入会し、会員の皆様と交流するようになりました。会員の皆さんと交流を深める内に、胸に溜まっていて重たいモノが消えていくような気がしました。私のような人間がたくさんいるんだ、私みたいな人間がいてもいいんだ、そう思うと気持ちが随分楽になりました。

さて、そんなある日のことです。

洗濯を終えて休憩していた時、ジョンがリードを咥えて私の元までやってきました。

「あら、ジョン!お散歩行きたいの?」
「ワンッ!」

ジョンは元気に吠えると、ちぎれそうな勢いで尻尾を振っていました。こんなとき、ジョンがいてくれて本当に良かったと思います。私に散歩をせがむジョンを見ていると、ジョンのことが愛おしい存在に思えてきます。

「散歩行きましょ!」
「ワンッ!ワンッ!!」

ジョンはまた大きく嬉しそうに吠えました。


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