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〈熟肉の汁〉
【鬼畜 官能小説】

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〈人外の戯れ〉-36

{………なさい……バイブを抜きなさいよぉ……早く抜けよ、クソ豚ぁッ!!}


由香の怒声に気付いた恭子は、我に返ったように偽男根を引き抜くと、呆然とした表情に変わって濡れている“其れ”を見た。


{フフフフ……もう貴女は元には戻れないわ……私が止めなかったら、いつまでも突っ込んでるつもりだったんでしょ?フフッ…もっと壊してあげる……一生虐めてあげるんだから……}

確かに自分は快感に没頭していた。
そして由香が言う通り、きっといつまでも偽男根に悶え、貪っていたであろう。


{ああ、そうだった……そのバイブと貴女が産んだ卵、あした私の所に持って来なさいよ。洗ったりしないで、そのままでね?待ってるわよ、恭子ちゃん}


通話が切れると、しばらく項垂れていた恭子はゆらりと立ち上がり、偽男根を洗面台の上に置くと、ビニール袋を右手に嵌めて、便器の中に転がっている茹で卵を拾いだした。


『もっと壊してあげる』

『一生虐めてあげるんだから……』


強姦魔達の手から逃げられないまま今日まで来た。

間違いなく明日も由香に自分は虐められる。

性の快楽に囚われた、哀れで愚かな家畜のメス豚になるまで、そして快楽と暴力で壊れてしまうまで、今日のような日々が続く……。


短くなった陽に外は暗さを増していき、そして耕二と彩矢の帰宅の時間が迫ってきた。
それは同時に、由香に責められる《時》にも、近付いている事になる……。


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