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TYPE RI-NA
【SF 官能小説】

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日常の中の非日常-4

昭明はすぐに再点灯されたがエレベーター内は静寂に支配されたままだ。
デジタル表示されるはずの行先階数の数字は消えている。どうやエレベーターは止まっているらしい。
「なんだ!なんだよう!止まっているのか!」
弘は行き先階数の数字のボタンや開ボタンをガチャガチャ押してみるが何ら動く様子がない。
「くそっ!どうなってやがる」 
「お兄ちゃん、落ちついて非常連絡インターホンで」
「あっ。そうか」
里菜に言われエレベーター内の非常連絡インターホンの受話器を取る。
「ただいまおつなぎしてます。切らずにそのままお待ちください。ただいま、アクセスが集中してます。切らずにしばらくおまちください」
自動アナウンスが流れたあと保留音が流れ出す。
保留音のメロデイが永遠とも思われるループで奏でられてる。
「繋がらない。なにがあったんだ」
「調べて見ます」
「調べるって?どうやって?」
「ネット経由でエレベーター管理会社のコンピューターにアクセスします」






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