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TYPE RI-NA
【SF 官能小説】

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日常の中の非日常-5

「パソコンないよ。携帯で?」
「私がアクセスします」
「私って?」
「私の人工頭脳でネットにアクセスします」
「そんなことできるんだ」
「人工頭脳はコンピューターですから携帯の回線を使用して接続します」
「どこの携帯会社?」
「お兄ちゃんの契約してる携帯会社です」
「いつの間に契約したの?」
「してないです。お兄ちゃんのキャリアになって接続してるんです」
「…なりすましかよ…」
「…」
急に無口になる里菜。
エレベーター管理会社にアクセスするのに集中してるようだ。
「わかりました。発電所側の高圧線の鉄塔に落雷があった影響みたいです。で想定外の大電圧だったためシステムのブレーカーが働いたようです。広範囲に及んでるためたくさんのエレベーターが停止してるので復旧に時間がかかるみたいです。時間はかかるけど再起動だけで復旧できるみたいです」

 





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