投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

調教学園物語
【調教 官能小説】

調教学園物語の最初へ 調教学園物語 113 調教学園物語 115 調教学園物語の最後へ

〜 金曜日・仔馬 〜-1

〜 29番の金曜日 ・ 仔馬 〜


 
 教室に戻れば、そこには2号教官とB29番先輩の2人が待っていた。

 5限開始の号令が済むと、2号教官が教壇で何やら操作する。 これは私たちの机から道具を取り出す前振りだ。 どういう仕組みか定かじゃないけれど、私たちの机は床ともつながっていて、いろんな道具が校舎を通じて机の中に自動的にやってくるらしい。 教官が専用する教壇コンソールは、そういった操作全般を受け持っているんじゃないかと思う。

 ブィィン。 

 いくつもの機械が動く重苦しい響きに続き、みんなの机が開いた。 そこには登校服の布地を幅広にしたようなモノがあった。 いくつもの『輪(リング)』がついていて、エナメル製特有の光沢がある。 服というにはあまりにも面積が小さくはあるが、きっとこれが5限における衣装なんだろう。 他にもエボナイトの棒が1本、いくつもの大きなパールが繋がったアナルプラグ、黒いラバーマスクで頭頂部に束ねたウィッグがついたもの等々。 パッとみただけで10を数える器具が机上にひしめいていて、きっと何かの『家畜』として振舞わなければならないと思ったものの、私にはどうも『犬』ではないらしいこと以外、皆目見当がつかなかった。

 それらの道具の使い途がわかったのは、1人だけ残された体育委員の先輩――私の相部屋でもあるB29先輩――が身につけてくれたからだ。 先輩は手本を示すために、特別に残されたんだと思う。

 まずエナメル製の皮紐を身につける。 それぞれの輪が身体の局部、例えば乳首、臍(へそ)、クリトリス、肛門にピタリとはまり、否が応にも強調する格好だ。 そうしておいてから、先輩はアナルプラグを小ぶりなお尻にあてがった。 エナメルが喰い込んだ先輩のお尻は、小気味よく筋肉が隆起して引き締まっていた。 ただの柔らかそうなお尻よりもよっぽど艶があり、見とれてしまう。 何ら抵抗を示さずに拡がった肛門の前に、咥えられないものはない。 握り拳大のパールをグプグプと頬張ったかと思うと、プラグ自体が姿を消す。 つまり、中央の窄まりがみるみる広がり、暗がりの中に赤いアナルプラグがのみこまれたのだ。 まさかそんな大きな塊が入るわけない、と思ったのも束の間だった。 まるで本物の尻尾であるかのように、プラグを呑み込んだ肛門から、プラグから伸びた金色の束ねた毛(髪の毛だろうか)が揺れていた。
 
 次は顔だ。 全頭型ラバーマスクをかぶると、皮膚に密着するゴムのせいで顔の輪郭が浮きでてしまう。 目と鼻、口はあらかじめゴムが切り抜かれていて、マスクをかぶった先輩の表情は、タラコ唇に不審な眼差しが同居したものになった。 鋭い切れ長の瞳も圧し潰され、すっかり荒んだ犯罪者のような面もちになる。 ラバーマスクは顔から人格まで奪ってしまうようだ。 マスクのてっぺんについたウィッグは、尻尾と同様に金髪だった。 一括りにされてチョンマゲのように垂れた髪は、綺麗というよりは滑稽に映るようで、個性を奪われた先輩の顔にみっともない髪がパラパラとかかっている様子は、私にはミジメにしか見えなかった。
 マスクをつけた上で、先輩はエボナイト棒を口に咥えた。 見た目よりずいぶん太い棒だ。 大きく広げた口にきつく噛まされたエボナイト棒を、顔の両サイドにある輪が固定する。 先輩はそのまま輪のネジを締め、思い切り開いた状態で自身の口を固定した。 綺麗な歯並びが丸見えで、口許からはしたなく涎が幾筋も垂れる。

 なるほど、あのエボナイト棒は『馬』を操る『ハミ』というわけだ。 さしずめ先輩は『競走馬』か『馬車馬』ということか。

 ここまでくれば残りの道具にも見当がつく。



調教学園物語の最初へ 調教学園物語 113 調教学園物語 115 調教学園物語の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前