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調教学園物語
【調教 官能小説】

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〜 水曜日・回想 〜-2

 夜の僅かな自由時間。 ひな先輩は2冊の教科書らしき本を取ると、好きな方を選べといった。 本を読むような精神的余裕はなかったが、幼年学校時代に大好きだった『世界史』にした。 ひな先輩は『ふぅん』と呟いて、世界史の教科書をパラパラめくった。 私は慌てて立ち上がり、先輩の隣で股間をつきだす。 当然のように先輩が指を膣に潜り込ませ、内壁を抉った。

 少しでも湿り気が増すように想像力を働かそうとしたとき、私の脳裏に浮かんだのは午後の出来事だった。 私のお尻に顔をつけ、震える唇で肛門に吸い付いてくれた21番……みんなが見ている前で、他人の口に直接汚物をぶちまけたこと。 汚く、忌まわしいはずの記憶が蘇り、それと同時に股間が潤う。 先輩はてかる指先を見つめ、フンと鼻をならし、ページをめくった。 初日は濡れ具合が足らずに怒られたが、今回は十分らしい――ここで気づいた。  私は排泄する自分自身を想像して、股間をあさましく濡らしている――?

 入浴時間になる。 洗濯ものをだし、浴室でシャワーを浴び、乾いた衣服をとって部屋に戻る。 浴室で強烈なシャワーをクリトリスに直撃させながら、必死に誤魔化しつつ放尿を済ませたので、お腹の張りはクリアした。 再度先輩の『足ふきマット』を勤めてから、謹んで先輩の放尿を受けとめ、一滴余さず飲みほしたところで消灯時間が訪れる。 ようやく肌を覆う絹ずれの感覚に安らぎを覚えつつ、長かった一日が終わりを告げた。



 ……夢をみた。

 夢の中で、私は幸せそうだった。 ひな先輩も、クラスメイトも、2号教官も、学園に関わる人が総登場するにぎやかな夢。 みんな幸せそうに、お互いの身体を舐めっこして、抱き合って、転げまわっている。 私は2号教官のお尻を舐め、教官も私のお尻を舐める。 私が躊躇いながら『ウンチしてもいいですか?』と聞くと、教官も『私もするわよ』という。 なぜだか私は嬉しくなって、教官に笑顔で頷いた。 そうしたら教官がお尻をふりながら、すごく太いウンチを私の口の中に排泄して、だけど全然汚くなく、臭くもないのだ。 私は喜んで食べながら、私自身も排泄した。 きっと教官が喜んでくれると思って、食べながら出せることが幸運なんだと、訳が分からない理屈のもとに、無性に身体を火照らせる――自分で夢と分かっていながら見続けるような、そんな夢だった。

 朝。 『ご挨拶』に先輩と出向き、思いっきり身体の中に溜まった『ご挨拶』を吐きだした。 寮長先輩の合図とほとんど同時にCグループ全員が『ご挨拶』を済ませたので、Bグループの先輩方は目をパチクリさせ、寮長先輩は初めて私たちを褒めてくれた。 

 そうして朝食を済ませ、登下校服に着替え、新しい学園の一日に臨もうとしている。 
 もう校舎の入口は目の前だ。 過去へ目を向けることは、来るべき未来を拒否する心理と紙一重だ。 ぼんやり現実逃避したところで、現実は私たちを離してはくれない。
 
 C棟3F、私たちCグループ2組の教室に入る。 私は2番目の登校だった。 最初の1人、教室の5列目、前から2番目に座る30番。 凛々しいとはお世辞にもいえない、おっとりした眼差しが垂れた眉毛と釣り合っている。 いつもどこか弱々しく、懸命に頑張ってもあと一歩で届かない、そんな幸薄そうな雰囲気が、猫背気味の背中から漂っていた。 私に気づき、小さく会釈する30番。 私も小さくお辞儀をかえす。

 2号教官が彼女を促して話させた内容は衝撃的だった。 汚物の中で生死の狭間を彷徨い、とにかく食すという方法で気道を確保し、生を掴んだこと。 洗浄と称して通常と真逆の方向から浣腸され、それを口から噴きだしたこと。 正直今でも信じられない行為だけれど、きっと本当のことなんだろう。 彼女の報告は有難かった。 学園の理不尽さがそこまで達していると聞いたればこそ、汚物で穢されることに覚悟を決めることができた。 もしもあの凄惨な話を聞いていなかったら、私たちが体験した汚物の嵐に理性を飛ばしてしまったかもしれない。 そういう意味でも、一日中2号教官の集中砲火を受けとめ、汚物嗜好の手本を立派に示してくれたことにも、更には副委員長という大役を拒絶しなかった点においても、彼女には心から感謝している。



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