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不貞の代償
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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異変-1

 奈津子を大股開きにさせた状態で岩井が手を離した。体を弓状に反らせたまま脚を閉じることができない。そんな状態の奈津子のワンピースをたくし上げ、裾から手を潜り込ませていった。乳房の上で手の形で盛り上がる。片手で左右の乳房を交互に揉み込みながら、緊張している内ももをなで上げ、「任せていればいい」と囁いた。
「く、苦しい……」
 奈津子が苦悶の表情を浮かべ呻吟するが、岩井は非道に腰を操った。ペニスの半分は体内に消えている。自分の体重がその一点にかかる田楽刺しであった。
 徐々に閉じていく膝をつかみグイと押し開き、陰唇をくつろげた。指一本で性器を縦になぞると、「ヒッ」と喉を鳴らした。太い指が濡れていく。
「ここで止まるか」
 半分ペニスを外部に残したまま挿入を止め、胸が見えるまでワンピースをまくり上げていった。小ぶりの乳房には痛々しげに指の形で赤いアザがついていた。かまわず岩井は乳首をつまみ、潰し、根元からを絞り上げた。性器を愛撫していた手がわき腹を撫であげ、うなじに触れ、唇に触れた。口中に指を含ませ、ぐるりと前歯を一周してからまた性器に戻る。
「アアッ」
 奈津子は白いあごを反らせた。
「馴染んできたようだ」
 あごをつかんで首をねじり、あえぐ唇を見つめた。
「まだ、苦しい……です」
「この部分が支えて先っぽが進まん。奈津子の尻穴は深いのにのう」
 花弁を縦横にこね回す。
「はぁん……あふん……」
 肩越しから頬に唇を押し当てる。岩井は鼻の穴を膨らませ、喘ぐ唇に近づけた。
「田倉さんにもこうして二穴をいじめられたのだな」
「そ、そうです……アアッ、先生、だめッ」
 指をそろえて膣に挿入した。あっという間に深々と潜り込んだ。
「だいぶ口かきけるようになってきたのう。ほれ、奥までよーくたぎっておる」
「か、堪忍して、くだ……アッ、それいやぁッ」
 岩井の言うとおり苦悶の表情が薄らいでいる。岩井に……馴染んできたということか……。
「ツボはこんなに簡単に探せるものを、お前の亭主は今まで何をしていたのだ」
 指の動きに合わせ、グチュリと音がする。
「……夫のことは、言わないで……ください……あぅん」
 音を立てて指を引き抜く。糸を引いた指を奈津子にしゃぶらせる。満遍なく歯茎にすり込んだあと、その指を今度は岩井がしゃぶった。
「こうして突っ込んでいるだけでは出るものも出ん」
 うろたえる奈津子を無視し、ベッドの中央までずれていった。ペニスを突き刺したまま奈津子を前のめりに倒してひざを立てさせた。「こ、怖い……」後背位の体位となる。
「田倉さんには何度もしてもらったではないか」
「でも、大きさが……む、無理……キヒィ!」
 岩井は無造作にペニスを引き抜いたのである。亀頭だけ残したので肛門が富士山のような形状で隆起した。
「よーく伸びるわ」
 腰を引くとポンと亀頭が抜けた。奈津子は「ギャッ」と悲鳴をあげ、折れんばかりに首をのけぞらせた。潤滑剤の入った容器をつかんだ。ポンプを押してペニスにまぶす。濡れた手で奈津子の腰を両手でつかみ、片手で尻を広げて潤滑剤を滴らせる先端を宛がった。
 ――狙いを定め、一気に挿入した。
「ヒギィッ!」
 義雄は聞いたこともない妻の悲鳴に耳をふさいだ。
「もう少しヌルつきが欲しいが、まあいい。この方が肉襞をよーく味わえるかもしれん。そら、田倉さんを忘れるくらいワシのマラでクソ穴をかき乱してやろう」
 ペニスがぬめり込むごと奈津子は上体をそらせ、髪を乱した。脇腹や腰、背、乳房を愛撫し、粘膜を確認するかのように出没運動を続けた。腰をひねり、奈津子の体を浮かせたり、自身が伸び上がったりして進入を深めていった。
 上体を突っ伏して、岩井のなすがままだったが、今は脂汗を浮かべていた苦しげな表情はもはやなく、自ら尻を突きだしているかのように見えた。男との信じがたい部分での性行為により、妻の反応が変化していく様を見るのは胸をえぐられる思いであった。
 ペニスの三分の一は針金のようなの陰毛が茂っている。その陰毛さえ肛門に消え去るまでになっていた。亀頭を抜き去ってはペニスに潤滑剤を垂らした。
「あはん……」
 挿入に合わせ、むずかるような声をだすようになった。岩井は目を細めて結合部を見下ろしている。
「馴染むのも早い、好色な体よ」
 半分抜いたペニスに潤滑剤をたらす。元に納め、機械的に抜き差しを繰り返してから、今度はそっくり抜き去った。穴を開けた肛門に容器のノズルを突っ込んでポンプを押す。空になるまでブシュブシュと音を立てた。透明の潤滑剤が肛門から滝のようにあふれる。指を突っ込んで内部をかき回してからペニスを入れ直した。
 繰り返すうちとうとう根本まで納めきったのである。


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