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体感! 巨砲主義
【OL/お姉さん 官能小説】

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体感! 巨砲主義-7

 そして、ペニスの突き入れが本格的になると、夏蓮の表情が、いわゆる「アヘ顔」になってきた。美人のアヘ顔というのは乙なもので、もしもデジカメで撮りネットに流布すれば、この蠱惑的なアヘ顔だけで若者のオナニーのおかずになるかもしれなかった。
 そんな顔の、しどけない唇から漏れる声に淫蕩な色が増す。

「ああん……、ああん……、ああん……、ああん……、ああん……、ああん……」

太長い肉竿が愛液まみれになって出入りする。夏蓮の陰毛は興奮で毛羽立ち、結合部からの飛沫が掛かった毛先には淫水の玉が宿っている。

『気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい』

夏蓮の意識は快感をむさぼることだけに向いていた。

 太さ、長さ、カリの張り。どれをとっても素晴らしいペニスだった。しかも、暴発することなく、女性を楽しませる交情を長々と行ってくれる。
 とにかく気持ちよかった。ひたすら気持ちよかった。ひょっとすると、今までのセックスの中で一番極上な交わりかもしれなかった。
 そんな夏蓮の気持ちが表情や喘ぎ声から伝わって、ジャマール中佐はそろそろ濃厚なアクメをご馳走してやろうと、怒張の抽送にダイナミズムを込め始めた。
 途端に夏蓮の喘ぎ声が切迫してくる。

「あっ……、あっ……、あっ……、あっ……、あっ……、あっ……」

さしもの巨砲も、今はその九割がヴァギナに埋没するようになっていた。度重なる突き入れで、子宮と、それを支える臓器が後退したのかもしれなかった。しかし、夏蓮は女体の神秘には頓着せず、ただただ、現れ始めたアクメの兆候に浸っていた。

「あっ……、あっ……、あっ……、あっ……、あっ……、あっ……、あっ……、あっ……」

頭が徐々に持ち上がり、顎がグッと引かれ、顔がクシャッとなり、喘ぎ声の合間に「やばいっ」という言葉が何度も聞こえた。
 そして、ジャマールのバネのある腰使いが続く中、突如として夏蓮は吠えた。

「あ”――――――――――――――――――――――――!!!」

熱く、濁って、動物的な叫びだった。今までの房事では発したことのないものだった。
 ヴァギナの峻烈な収斂をジャマールは感じたが、その強烈な抵抗を押しのけるようにして黒魔羅を膣の最深部へめり込ませる。

「うあ”――――――――――――――――――――――――!!!」

夏蓮がまた叫ぶ。渾身の咆哮だった。手脚が激しく痙攣し、三度目の叫びが上がると思いきや、女の口は大きく開いたまま絶句した。痙攣は微細な波となって全身に及んでいた。

…………………………………………………………………………

 逝った後、とろけるような感じになったことは何度もあった夏蓮だが、今宵はその「とろけ具合」が段違いだった。いや、とろける前の身体の緊張が物凄かった。力みが尋常ではなかった。そのぶん、筋肉の収縮が解放された後の弛緩が「ただものではないとろみ」として感じられたのだろう。

 夏蓮はしばらく、半眼で、ほけ〜〜〜〜〜という状態から抜け出せなかった。その間、ジャマールは怒張を女に差し入れたまま、じっとしていた。間欠的に起こった膣の収縮を心の中で反芻していたのかもしれない。

 ようやく、夏蓮の瞳から靄が消えかかったのを確認すると、ジャマールはまた、腰の律動を再開した。
 いったん燃え上がった女の性器は、さらなる刺激が加わると、すぐにまた発火点に達する。ましてや相手は黒光りする長大な逸物。数度のピストン運動で熱い声が夏蓮から漏れ、抽送が始まって二、三分もしないうちに、また、彼女に激しいアクメが訪れた。

「おあ”――――――――――――――――――――――――!!!」

今までこんなには叫ぶことのない夏蓮だったが、今夜は人が変わってしまったかのようだ。しかし、膣奥をヒュージペニスでつつき回されては、どうしても声が出てしまう。激甘・特濃アクメに突入すれば、自然と牝の叫びを上げてしまうのだ。そして、膣の収縮と腹のひくつきの後には、また、とろけるような、「性死」とでも言えるような気だるさに包まれる……。

 乳白色の霞がかかったような意識の中、夏蓮は以前「ペニスが大きければ大きいほど女は感じるとは、男性だけが固執している迷信」だと思っていたが、それを撤回することにした。夏蓮は真の巨根の味を知らなかっただけだった。大口径の巨砲の真価を体感せずにいただけだったのだ。

 性死から蘇った夏蓮を確認すると、ジャマールは、彼女を四つんばいにさせ、今度は後背位で結合した。
 夏蓮のヴァギナはジャンボペニスにすっかり順応し、ジャマールの下腹部が彼女の尻にぶち当たっても、つまりは太長い逸物の全長を丸呑みしても大丈夫なようになっていた。

 ジャマールは今宵、初めのうちは手加減したセックスを行っていたが、この段階に至っては、自国の女を相手にするのと同じように、奔放な腰振りを解禁するようになっていた。黒人特有のバネのある腰使いで魔羅を撃ち込み、軍人ならではのタフネスぶりで強烈な突き入れを連打した。
 夏蓮は野太いもので膣口をヒリヒリするまでこすられ、鰓(えら)の張った亀頭冠でGスポットをいやというほどえぐられ、長尺物で子宮口付近を飽くことなくこづき回された。

「あ”あ”あ”――――――――――――――――――――――――!!!」

思えば、アパートでのセックスは壁越しの隣人を無意識に気に掛けていたせいか、奔放に喘ぎ声を出せずにいた夏蓮だった。しかし、今宵、ホテルでの交接は気兼ねなし。思う存分乱れることが出来た。


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