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ブレない中年ペドフィリア
【ロリ 官能小説】

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少女エレオノラ-1

新体操の選手として注目を集めているエレオノラに休日は土曜日しかなかった。友人の多いエレオノラだったが、土曜日の午後四時からは誰とも遊ぶ約束を入れないのだった。前からそうだった訳ではなく、ここ一年半ばかりのことだった。とは言え、十三歳のエレオノラに一年半は長い。友人たちには、エレオノラの「門限」が習慣として感覚に浸透してしまい、異議を唱える者も、質問する者もいなくなっていた。
四時になるとエレオノラは走って男のアパートへ行った。雨が降っても歩いていくことはなかった。汗をかくまで殆ど全速力で走った。
男は、ジュニアの大会では知らない者のいないようなエレオノラが足を踏み入れるのに凡そ似合わぬ安アパートに住んでいた。金属製の階段は、軽いエレオノラが昇っても、大きな軋みと足音とを響かせた。鍵はコピーを貰ってあった。
ただいまと言ってエレオノラは男の部屋に入る。しかし二時間後にはもう、行ってきますなのだった。入るとすぐ、汗で湿った衣服を脱ぎ、帰るまで何も着ない。男はもちろん、特別な仕事がない限りは部屋でエレオノラを待っていた。男は五十に手の届きそうな独り者だった。独り者といっても、離婚歴があったし、親権のない息子が一人いた。息子は成人して仕事に就いていたが、男は息子が小学生になる前に別れており、それ以来、妻とも滅多に会うことがなかった。エレオノラはこの男をパパと呼んでいた。ちなみにエレオノラはごく普通の、つまり、片親であったり愛情不足だったりすることのない家庭に育っている。ただし実父のことは、お父さんと呼んでいた。実父のほうが男より若かった。
全く接点がなかったろうこの二人が知り合ったのは、あるソーシャルネットワークサービスを通じてだった。何のことはない。互いのページを偶然見て、写真にコメントをし合ううちに仲良くなったのである。この男、清淵守( すみふちまもる )のようなペドフィリアでなくとも、エレオノラは有名人だったから、知らない大人による書き込みはページにたくさんあった。それで清淵は疑われずに済んだのかもしれない。エレオノラは次第に悩みや日々の出来事を詳しくメッセージに書いてくるようになった。根が真面目な清淵は、エレオノラの気持ちに寄り添った丁寧な受け答えをした。時々は清淵のほうから相談を持ちかけた。大人の悩みに付き合うと、自分が信頼されている気がしてエレオノラは背筋が伸びるようだった。清淵のほうではそんな時、純粋無垢な存在に甘えることで、あたかも自分の汚れが洗い落とされていくかのような甘美さを味わい、それに酔うのだった。大人の女に甘えるのとはまるで違う感覚であった。
二人の関係が密になり、変化したのは、エレオノラが生理の話をし始めてからだったろう。生理がまだ来ないことや、歳の割に胸が小さすぎないかといった、女の子にありきたりの悩みではあったが、それに関連して話題は広がり、ついに互いに顔を合わせて話したくなるまで気持ちが高まったのだった。だから最初に裸になったのもエレオノラであった。二人は会った初日にセックスした。エレオノラが十一歳のときである。それ以来、エレオノラの生活は、新体操と清淵とのことばかりになった。清淵は、これまで或る部分で馬鹿にしてきた女という存在や恋愛が、精神生活から日常生活まで変えてしまったことに驚いた。人生を予め判断することはできないのだと思った。


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