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ブレない中年ペドフィリア
【ロリ 官能小説】

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息子と彼女-2

清淵の息子である五十嵐番(いがらし ばん)は、結婚相手の女が体の上で動く様子を眺めながら、今日の出来事を女に話した。女は、健康に丸く張った乳房を揺すり、眉間に皺を寄せて、腹のなかの五十嵐を味わっているところだったから、受け答えは上の空であった。しかし、エレオノラの名前を聞くと、あたしも会いたいと低く答えた。女は高校生まで体操の選手をしており、全国大会に毎年でているほどの成績だった。それで、分野の近い新体操にも興味があった。そうでなくとも、有名なエレオノラに会いたいというのは自然な反応だったろう。
五十嵐は女の息遣いを見て、もうすぐだと思うと、体を抜いて尻をこちらに向けさせた。まだ開いている穴に指を三本、親指は別の穴に入れて、境目を中で擦ってみた。くぐもった声が女の鼻から聞こえた。力を入れると薄い境目の皮は簡単に破れそうだった。
「親父はあの子とこんなことしてるのかな」
五十嵐が、指を激しく出し入れしながら言った。女の部分で、その動きに男のかすかな怒りを聞き取ったが、
「あたしは、お母さんと、やって、いけるか、心配」
と意見した。五十嵐が五本目の指を入れて回したとき、最後に残った女の穴から、温かいものが断続的に噴き出してホテルのベッドを汚した。
腰まで届いていたエレオノラの髪を清淵は頼まれて短く切った。女の髪を切ることが、これほど緊張するものだと清淵は思ってもみなかった。ざくざく音を立てて髪は落ちていった。変わっていく風貌を鏡の前で見ながら、エレオノラは不機嫌だった。髪のせいではなく、息子の結婚式に同席することを清淵がなかなか承知しないからだった。
髪が終わると、エレオノラは清淵に乳の辺りを触らせた。薔薇のとげが平たい胸にあるようだった。乳首は小さいが、周りが盛り上がって固かった。押すと痛いのだという。下腹もこのごろ痛むのだそうだ。
不機嫌な場合でも、エレオノラが体で清淵を拒むことはなかった。逆に清淵が何か問題を抱えているときも、エレオノラはまず体で相手をした。これは、清淵と付き合ったこの一年半にエレオノラが身に付けた男の扱い方だった。
ただ、今日は、具体的なことに意見の対立があったので、エレオノラも強い態度を示したく思っていた。少しは意地悪くしてやりたい衝動があった。
そこで、清淵に腹のなかを見せて充分嗅がせてから、心高ぶった清淵が中に入ってこようとした時、エレオノラはぱっと立ち上がり、トイレに向かった。そして、戻ってくると清淵のほうを見向きもせず、服を着始めた。帰るのかと清淵が聞いても答えなかった。
こんな女っぽい態度に、若い清淵だったら打ちのめされていただろう。ここでこちらも怒れば良いのかもしれないが、それは今でもできないのだった。この子もついに女になってきたのかと、清淵の気は重くなった。だが、このとき妻とのことが清淵に思い返された。女からの圧迫が日常的だった日々が脳裏に蘇った。清淵の心ばかりか、体にさえも、突然堅牢さが感じられた。エレオノラが帰っても事はそう変わるまいと思われてきた。
おうちの人に何と伝えるのか、それをうまく考えてくれたら後は何とかすると、清淵はエレオノラを止めずに言った。そして自分の手で擦り始めた。
「あたしがいるのに、やめてよ」
とエレオノラが寄ってきてその手を離した。見ると、実にいい加減な服の着方で、帰る気など無かったことが明らかだった。
痛むという下腹をエレオノラは、中の一番奥が腫れるほどの勢いで清淵に突かせた。
怒りをそこへ投げつけるように手加減なく続けながら、この子が女になるとしても、妻のようではあるまいと清淵は思った。そして、尻だけ高く上げたうつ伏せのまま、止まらぬ声を漏らしている少女を眺めると、清淵は、初めて妻に感謝したい気持ちになった。


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