アイドル俳優 A-1
「思っていたよりも小さいね、身長はどれくらい?」
「140センチです、クラスでも前から二番目で・・・小さすぎますか?」
「いや、そんな事はないよ・・・」
Aはさり気ない調子を装って言うが、少し声が上ずっている。
ここのところ映画の撮影で雪国のホテルに缶詰になっていて、女を抱くのは久しぶりだ。
Aは女性に大人気のアイドル俳優、さぞ女に不自由しないだろうと思われているが実際はそうでもない、一声かければホテルの部屋にでもホイホイと付いてくるであろうファンはいくらでもいるものの、実際に引っ張り込めばたちまちスクープだ、妻帯もしているからスキャンダル、離婚という事にでもなれば巨額の慰謝料問題になる。
だから女を必要とする時は高級コールガール組織から秘密裏に派遣してもらう。
組織には芸能プロでマネージャーなどを経験していたスタッフがいるので隠蔽工作は完璧、しかも女たちは全て高レベルのプロばかり、料金は相当に張るが、期待を裏切られることはない、と言うより常に期待を上回るから高過ぎると感じたことはない。
しかも今回のコールでは変わった趣向の女を推薦された。
名前はさおり、なんと12歳だと言うのだ。
Aは自分でロリ趣味がある方だとは思っていない、むしろ少し年上の方が好みなくらいなのだが、12歳の少女を抱く機会があるなどとは夢想だにしていなかっただけに興味をそそられる、組織で提案してくるからにはプロのコールガールであることには間違いはなく、後々問題になるような恐れもない。
(まあ、話の種に)と自分に言い聞かせるような感じでその提案に乗ったのだが、その実、組織が一押しして来るほどの12歳とはどれほどのものなのか期待感は高かった。
そして、今、実際にさおりを目の前にすると思っていたよりもかなり小さい、こんな小さな娘にセックスが可能なのか?とも一瞬思ったのだが、その小さな体が自分の体の下で悶える場面を想像し、自分のペニスが小さな性器に包み込まれる感触を想像すると、思いがけないほどの興奮を覚えて少し緊張してしまう。
さおりはAに背中を向けるとジャケットを脱ぎ、スカートを落す。
後ろ向きになるのにも意味がある、まずAに服を脱ぐシーンをじっくりと見せるため。客としてみれば面と向っていては決まりが悪いが、女が後ろを向いていれば気兼ねなく
ストリップを鑑賞出来る、そしてコールガールとは言えあまり羞恥心がない様に見えても
値打ちが下がる、淀みない動きで、しかしゆっくりと脱ぐのがミソなのだ・・・Aはその思
惑にしっかり乗せられてじっくりとさおりを見ているようだ、背後に何の動きもないこと
からそれがわかる。
ブラウスのボタンをすっかり外し、初めてゆっくりと振り向く・・・Aがさりげなく視線を外す時間を与えながら。
「お風呂を使っても良いでしょうか?」
「あ・・ああ・・使いなよ、待ってるから」
「よろしければご一緒に・・・」
高級コールガールたるもの一瞬たりとも客を一人きりにはしないのが心得、すぐに抱き寄せられても良い様にここへ来る前にシャワーを済ましてあるのだが、一緒に風呂に入る事は男の助平心を刺激する。
「ああ・・・そうしようか」
「この後を脱がせていただいても?」
「あ・・・ああ・・・いいよ」
当然これもテクニックの内、女を脱がせるのが嫌いな男はまずいない、しかも面倒なボタンはもう外してしまっている、ブラウスを滑らせれば素肌を、チューブブラを外せば乳首を、そしてショーツを下ろせば全てを目の当たりに出来る、それで概ね掴みは充分、男はさおりを我が物にしたくてたまらなくなるはず。
しかもさおりを脱がす時は膝をつかないといけない、普段とはちょっと違う動作は特別なセックスを連想させる。
そしてここでもう一つテクニックがある。
Aは膝を付く前に自分のバスローブの腰紐に手をかけたが、さおりはそれを軽く押しとどめた。
全裸の女に着衣の男、この組み合わせはあの名画を引き合いに出すまでもなく、非日常的なエロスを醸し出す、もっとも相手が12歳だと言う時点で既に非日常的なのだが。
「さ、入ろうか」
Aはクールな雰囲気が売りの俳優、あからさまに興奮した様子は見せないものの、声が少しかすれてしまっている、予想以上に興奮を掻き立てることが出来たようだ。
さおりはシャワーの温度を確かめるとそれをAに渡す・・・かけてくれと言う意味だ。
シャワーをかけるとなればよりじっくりさおりの体を観察できるし、親密な雰囲気も出せるからだ、そしてAを先に湯船に入らせるとさおりはその膝の上にちょこんと乗ってみせる、湯船の中では体重はより軽くなる、小さな体はさおりの大きな武器、小さくて軽い少女に甘えられて悪い気がする男も居ない、そして膝の上に乗ればキスをするにも高さがちょうど良くなるというもの。
そしてこの世に生まれてまだ12年しか経っていないきめ細やかな肌と、柔らかく小さな唇をたっぷりと味わえばロリ趣味がない男でも期待を高まらせずにはいられない。