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ひょうたん(魂を吸い込むツボ)
【SF 官能小説】

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月岡人形-1

ポン!と蓋が外れたが、
股間を舐めている月岡さんは何も変わらないのを見て、魂は勝手に戻らないことが分かった。
「ふぅ〜 効力が無くなって元に戻るかもしれない不安があったけど大丈夫だね」
月岡さんの頭を押さえ咥えさせ、口の中で舌がウネウネと動いて気持ちいい。
ヒョウタンの暗い中を除くと、
「あれ? 固まってる。」
小さい人形が転がっていた。
魂を取り込んだ時は小さい月岡さんが宙に浮いていたが、時がたって固まったのだろうか。
ヒョウタンから取り出して見ると、精巧にできた月岡さんの人形だった。
「すごい、ペットボトルのおまけ見たい、時間が経つと固まるのか、まるでプラスチックみたい」
僕はその魂の塊を目の前で眺めて匂いを嗅いでみた。
スースースースーはぁ〜〜
「これって、アソコの匂いがする。凝縮されるとアソコの匂いになるんだ」
スースースースーはぁ〜〜
スースースースーはぁ〜〜
「この匂い大好きだよ これ最高! 味も同じかなぁ」
僕は月岡人形を丸ごとパクリと咥えると、匂いと同じアソコの味がじゅわ〜っと感じた。
「コレはすごい、コレなら会社に持っていけるしイライラ解消に最適だな〜。
 こんなに便利な物になるとは魂も役に立つな」
っと喜んでいたら突然、頭の中に僕ではない声が聞こえてきた。
(・・・・でしょ、まったく、もう行きま…………あれ? ここどこ? あれ?体が動かないどうなってんの)
「おお! 月岡さんの声がする。」
(きゃ! なに?先輩の声が頭の中から聞こえる。キモい)
「キモいって失礼だな。そもそも僕の頭の中に月岡さんが割り込んできたんじゃないか」
(へ? 意味分からないしサイアクだわ 何したんですか、それにここどこですか?)
「ここ? ココは僕の家だよ ほら」僕は天井やら壁を見渡す。
(ぎゃ! 勝手に首が回ってる! しかも漫画の女の子のポスターだらけで痛すぎ)
「なに!モエモエをバカにするな!」
(大きな声を出さないで下さいよ。 それより何で私が先輩の頭の中にいるんですか? さっきまで話してましたよね)
「さっき? へぇ〜 呑み屋のトイレの前はさっきの話なんだ」
(さっきじゃないですか、呼ばれた途端先輩の頭の中に入ったの……です……か?)
「ふ〜ん」
(ああ! 分かった今朝のツボで何かしたんでしょ! あれも怪しかったし、何したんですか!)
「ツボじゃないよ、ヒョウタンだよ。 ほらこれ」目の前にヒョウタンを持って見た。
(あ、そう、それです。 なんの手品ですか! 冗談はやめて元に戻してください。)
「手品じゃないよ、呪い系みたいなもんかな〜」
(どうでもいいですよ。 とにかく皆が待っているので先輩の遊びに付き合えません。どうすれば元にもどるのですか。)
「大丈夫だよ時間ならいくらでもあるし、それに月岡さんの声カワイイね。こんなに話した事なかったからうれしいよ」
僕は視線を下ろさないように僕のを咥えてる頭を掴んで上下させる。
(ななな! なに言ってんですか! セクハラですよ、
それに時間なんて無いじゃないですか、そのうち皆が探しに来たとき異常な事態に気づいて110番されますよ。
今のうちに私を戻せば今回のことは黙っておきますから、元に戻して下さい!)
「今回の事、黙っていてくれるのか〜 どうしよう」と言いながらガツガツと僕のを咥えてる頭を上下に振る。
(はい……誰にも言わない……から、元に……戻して下さい)
う〜ん イキそうだ 持っている頭が少し抵抗してきたけど喉の奥に突っ込んで準備した。
(…………な、なに、してる……んですか? ん〜〜〜〜! はぁ!)
「うう!」どぴゅ どぴゅ どぴゅ
(……はぁ……もしかしてコレって)
「すごいだろ 僕のイッた感覚が味わえて気持よかっただろ?」
(し、しんじられない……サイテーだわ 気持ち悪いし吐きそう もう返して)
「イッた所見てみたいだろ? 見せてあげるよ」
(見たくありません! サイテー返して下さい。)
「ドラムロール! ドルルルルルル〜〜」
徐々に視線が下がっていくと黒髪の頭が現れる。
(え? だれ?)
僕は一気に視線を下げて。僕のを咥えた月岡さんの顔を見た。
「ジャジャーン! 誰でしょうか?」
(!!!!私…………じゃないよね わたしじゃない)
「ん? 何いってんの月岡さん本人だよ、ほら」咥えて間延びした顔だったのを外して正面から見た
(いやあああああああああああああああ!!!)
「ご対面〜」
(ななななななんで! なんでここにいるの? なんで裸なの? なななにしてんのよ! これ何?何かの冗談でしょ
私、酔っ払ってるんだわ、そうだ、酔ってトイレで寝て夢見てるんだ、そうに違いない、そうでないと、せつ)
ぺっ! 僕は口に入れた月岡人形を吐き出した途端、頭の中の声が聞こえなくなった。
「ちょっと うるさいな〜 こんなにお喋りだとは思わなかったな、体の方はいい子なのにね〜」
平然と精液を飲んでこちらを見ている月岡さんのおでこにキスをした。


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