里美のステージ-2
里美のステージを見た。
なるほど「元○○クラブ」という謳い文句を裏切ることのないルックスだ。
しかし、○○クラブに彼女が在籍していたかどうかまではどうも思い出せない、商売柄、風俗嬢を「○○似の美形」などと書き立てるのでアイドルについてはひととおりの知識はあるはずなのだが・・・。
まずは○○クラブ時代のセーラー服もどきの衣装で代表的なヒット曲を歌い踊る、歌も踊りも○○クラブそのもの、確かにその一員であった事が覗える、しかしストリップの客層はアイドルグループの客層とは異なる、一世を風靡した○○クラブといえども名前くらいしか知らない客がほとんど、ストリップ小屋にはそぐわない雰囲気の曲は場を盛り上げない。
それでも客席から文句が出ないのは彼女の美貌によるところが大きい、○○クラブは知らなくてもアイドル歌手レベルの美貌を備えている事は誰にでも訴えるのだ。
曲が変わると里美は一旦下がり、真っ赤な長襦袢で再登場する。
セーラー服もどきの衣装でも里美の美貌は輝いていたが、襦袢姿になると和風の顔立ちも相まって26歳のしっとりとした色香が漂う、ここに至って声援が飛び始め、里美もそれに応えるように大胆に、しかし思わせぶりも交えながら舞い、腰紐に手をかける・・・。
里美が○○クラブ会員だったのは18〜20歳の二年半、20歳の終わりにはAV女優になり、23歳で引退、ストリッパーとしてのキャリアも三年近くなる、アイドルだった期間より長いのだ、日本舞踊を思わせるゆったりした踊りもたおやかな印象で堂に入っている。
腰紐を取っても里美はすぐに乳房を露わにはしない、いや、正確には乳首を露わにはしない、さほど大きくはないが形の良い乳房は存分に拝ませてくれ、ゆったりとした踊りの中で乳首もチラチラと拝める、そして観客に背を向けて横座りになり襦袢の肩をはだけるとやんやの歓声・・・そして回り舞台が回転し始めると里美はかぶりつきの観客一人一人を襦袢で包み込むようにする、風俗を巡る事を仕事にしている俺でさえその匂いを嗅ぎたいと心底思ったほどの演出だ。
舞台中央に戻った里美はひとしきり舞うともう一度横座りに、腰巻の前を少し割って白い太腿を存分に鑑賞させてくれる、再び舞台は回り出し、正面に回ってくると腰巻の奥もチラチラと・・・そして腰巻の紐にも手をかけると再びやんやの歓声、腰巻をほどいた里美はゆっくりと脚を広げて行き180度の開脚、しかしまだ手を前についているのでヘアは拝めても肉までは・・・そのままゆっくりと上体をそらせて行く・・・なんともゆったりした、優雅なフルオープンだ、焦らされた観客の視線はその一点に集中して注がれる中、里美はゆったりした動きで手をどける・・・。
ショーのクライマックスは里美がAV時代得意としていた性戯を生かしたものだ。
回転舞台の中央に小さなテーブルが運ばれて来て、舞台が回り始める。
里美はそこに腰を掛けるとゆっくり上体を反らす、小さなテーブルから頭が垂れ、スラリと伸びた手足もテーブルから垂れる。
はだけた長襦袢がテーブルから下がり、その赤が里美の白い肌を際立たせる。
じゃんけんを勝ち抜いた観客が舞台に上がり、ペニスを露出すると里美は仰向けのままそれを丁寧におしぼりで拭い、唇を開く。
ディープスロート・・・舞台に上がった男のペニスはかなり立派で、太さ、長さ共に標準をかなり上回るが、里美はそれを苦もなく飲み込んで行く、そして男の手を取り、一方を乳房に、もう一方を花弁に導く、そして前屈みになった男の腰に手を廻してピストンを促す。
仰向けになり、すっと伸びた里美の喉がピストンに合わせてゆっくり動く・・・喉を自分で動かしているのだろうが、まるで喉仏までペニスが到達しているようで息を呑まされる。
男が天を仰ぎ、花弁に伸ばしていた手を引っ込めると、里美はピストンの加速を促し、激しいイラマチオに・・・さすがに里美も苦しいのか膝をひきつけて体を縮めると今まで愛撫を受けていた花弁は蜜でいっぱい、里美自ら手を伸ばすと蜜は滴り落ち、色白の顔も
ピンクに染まって来る・・・男が呻いてピストンを止める、と、里美の喉が大きく動く。
男がペニスを抜いても里美の唇からは精液は滴り落ちない、飲み込んだのだ、しかしピストンに晒されていた唇は白く小さな泡で汚れている、里美は舞台が一周するまでそのまま横たわっている・・・美しく整った顔、それが精液で汚された様はなんとも淫靡・・・。
里美はテーブルから降りると唇をおしぼりで拭う・・・元通りに整った美しい顔に満面の笑みを浮かべると、タンバリンが鳴り、テープが飛ぶ中、優雅に下がって行った。