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悪徳の性へ 
【学園物 官能小説】

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〜 合流 〜-1

〜 合流 〜




 永遠とも思える、長い午後だった。 いつの間にか8号教官の目に留まっていまい、ほとんど全ての指導と打擲の対象になった。 御蔭で全身が鞭の鮮烈さに熱く火照り、喉はカラカラで、体力を使い果たしてしまった。 もしも最後のシャワーがなければヤバかった。 汗と埃をながし、身体の熱を冷ますことでどうにか気持ちが持ち直した。 もしシャワーを浴びていなかったら、気力が尽きて、あの場で倒れていただろう。

 しょっちゅう動作を間違えては鞭でぶたれた(本人ではなく私が)15番は、倒れてもお咎めがなかった。 理由は分からないが、彼女は特別なのだろう。 もしも倒れたのが私だったら、教官は見逃してくれなかったと思う。 そういう意味で、僅かでも気力を残して校庭を後にできただけで、妙な達成感があった。

 濡れた靴は、8号教官の指示で下足棟のホックにかけた。 幸い足ふきマットは水切りがよく、しっかり足を拭いてから、時間内に全員教室に戻ることができた。
 
 教室の中は粘液特有の香りと、火照った人肌が醸す雰囲気でムワッとしていた。 机の上で股間をいじるクラスメイトの、粘つく音色が耳にこびりつく。 私達が校庭で体育の指導を受けている間、ずっと自慰を続けさせられていたのだろう。 音を聞いただけで、潤い、濡れそぼった膣が想像できてしまう。

 私は黙って席に戻り、足を広げて、口を少しあけた。 こうするのが、椅子に座る際の基本だからだ。 なんとなくだけど、この半日で学園の方針が分かってきた。 常にマヌケで破廉恥な行動を意識し、自分の価値をさげるべく行動させようとする。 

 全員が腰を下ろしたところで、前に座っていた2号教官が立ち上がり、自慰にふけるクラスメイトに絶頂を許可した。 6人は自分たちの愛液まみれになった机の上で、大きな声で『○○番、絶頂します! ありがとうございます!』と叫んだ。 声に合わせて首輪が光り、数人はブルっと一度、他の数人はビクビクと痙攣した。 

 誰もが体液を絞りつくされたんだろう。 絶頂にあわせて迸るしぶきはなく、ポタポタと数滴が机上の水溜りに加えたところで椅子に戻る。 保健委員に連れていかれた2人も戻ってきており、最初に連れていかれた30番を除くクラス全員がそろったわけだ。

 誰もかれもが疲労の極致で、朝と比べても顔色が優れず、それでも半開きの口、上向きの視線を教壇にむける。 2号教官はリモコンをいじりながら、相変わらずの無表情でこちらを見ていた。


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