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悪徳の性へ 
【学園物 官能小説】

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〜 姿勢 〜-2

「次は『前にならえ』よ。 先頭は腰に手をあてて、だらしない持ち物をつきだす。 2番目からそっちは、両手を伸ばして間隔を取りなさい。 それじゃいくわよぉ、『前にならえ』!」

「「ハイ!!」」

 列の最前で22番が腰を前に押す。 足をピンと伸ばし、腰から上を後ろに反らし、顎をひいて顔は正面のわたしを凝視。 無毛の恥丘が汗ばんで艶めき、中々不様で見応えがある。

「今度は『休め』にいきましょう。 両手は自分のもちものを、左右ピッチリ開くこと。 足は肩幅やや広めで、爪先を真横に向けなさい。 はい『休め』!」

「「ハイ!!」」

 いわゆる『休め』は手を背後にまわし、足をやや広げる体勢だ。 どこをどう見たら『休め』なのか疑問に感じるが、それはさておき学園の『休め』とは大分異なる。 
 この辺りから、徐々に指導をいれるとしよう。

 ビシッ。

「3番、12番、もっともちものを広げらんないの?」

「ハイ! ありがとうございます! もっとオマンマンおっぴろげますっ!」

 バシッ。

「15番、誰が口閉じていいっていった?」

「ハイ! 申し訳ありません、御指導ありがとうございます!」

 ピシッ。

「15番、アンタね、足首をひねらないで爪先を外に向けようなんて、どういう了見?」

「ハイ! ちゃんとします、ありがとうございます!」

 相変わらず、中々な返事を返してくれる。 ぶたれたことに対する戸惑いや、抗議がないだけでも大したものなのに、未熟な動作をした本人に代わって謝罪する辺りは大したものだ。

 わたしが鞭を振るう対象は、これまでも、これからも『22番』だ。 今だって3番や12番や15番が粗忽したにも関わらず、乳房で鞭を受けたのは22番である。 
 理由は2つ。 
 1つ目は、22番の受け答えが堂に入っているからだ。 他の生徒に鞭を与え、未熟な返答を返されたら、そのたびに返答を正す鞭を繰り返す羽目になる。 それよりは22番の返答でもって、どういう風に返事をするべきかを、他の生徒が学ぶ方が効率的だ。
 2つ目は、わたしが22番が好きだからだ。 頭がよくて素直な子は、少々容姿が劣っていても、容色を補ってあまりある魅力だ。 可愛い子ほど苛めたくなるのは真理だと思う。

 こんな調子で、わたしは22番の乾いた肌に赤い痕跡を刻みながら、学園の姿勢を指導した。

〜第1姿勢〜
 長時間にわたって『休め』をとる場合、第1姿勢に移行させる。
 右手を肛門側から膣に這わせ、左手でクリトリスを剥きながら膣を開く。 そのままだと左肩が前にでて体勢が斜めになってしまうため、手を維持しつつ肩をまわし、正面を向く。 足は『休め』の体勢を維持し、顎をひく。

〜第2姿勢〜
 集合が済み、集中力を保ったまま低い姿勢をとらせる際、第2姿勢が用いられる。
 爪先立ちのまま膝を完全に曲げ、太ももと脹脛をつけ、足を180度開脚する。 尻は踵につけたまま、後頭部に右手、腰に左手をあて、胸と股間を前面に主張する。

〜第3姿勢〜
 みっともない姿勢の制限を加え、指示の難易度を上げたい場合に適応される。
 中腰の体勢から足を180度開き、がに股で股間を突きだした格好が基本になる。 両手は後頭部に回し、爪先は互いに真横に向け、胸と股間が最も露わになる。

〜第4姿勢〜
 別名『座位第1姿勢』。 最も身体的負担が少ない姿勢。
 腰を下ろし、手は左右に開いて肩からまっすぐ下ろして上半身を支える。 足は爪先を真横に向け、軽く曲げて『Mの字』をつくり、全体を少し浮かせて斜め上に向ける。 これによって股間が持上がり、一目で膣と肛門の皺が分かる。

〜第5姿勢〜
 別名『座位第2姿勢』。 躰孔全てを同時に確認する機会に設定する。
 背中を地面につけ、左右の足首をそれぞれの手で掴む。 そのまま下半身をひっぱり、股間が顔に近づくまで腰をもちあげ、その勢いで両足を地面につける。 頭側から眺めると、膣、肛門、口、鼻、耳の孔、さらに両乳房がすべて一望に見渡せる。

〜第6姿勢〜
 別名『座位第3姿勢』。 深い謝罪、あるいは請願など感情を伴う行為に付随した体勢。
 いわゆる『土下座』が両手両足を揃えて額を地面につける。 一方の第6姿勢では、足首を地面につけて『ハ』の字に開き、腰をギリギリまで逆海老に反らせ、腰をめいいっぱい持ち上げる。 手は前で揃え、顎を限界までもたげ、顔はなるたけ真上に向ける。


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